いつも思うが不正は証拠によってわかるものであり世論調査でわかるものじゃないぞ。 https://t.co/3wk6a4UXp5
— nakama toshio (@turusaki) 2019年2月15日
意識調査とか世論調査の類はその方法が正当性のある公明正大なものであれば、現状において多数の人がどのような考えを抱いているかの把握には役立つけれど、事実を解明することには何もつながらない。意識や世論は多分にマスコミが誘導できてしまうし、情報が不確かな時には大衆意識は揺らぎやすい。そもそも事実は調査の結果で覆ったり動いたりするわけでは無い。そんなことが可能なら、松本サリン事件はどういう結末になったのか。
この類の、何か事案が発生した、提起された時の意識調査の類は世論の動向を推し量ることには役立つかもしれないけど、それ以上の価値も意義も無い。事実を左右することはない。にもかかわらず、世論調査でこうなったから事実はこうなんだ的な論調が多くて頭が頭痛で胃腸が胃痛。この類の調査って結局、地震があった直後に地震は怖いですかととか、インターネット利用者にインターネットを使っていますかと尋ねるぐらいの意味しかない。
「事件は現場で起きてるんじゃない、俺達報道が作り上げるんだッ」とか「世論は大衆の多数の意見で形成されているんじゃない、俺達報道が誘導していくんだッ」的な思惑というかお貴族意識というか上から目線というか選民意識的なものがにじみ出ていたりする。いや、もうにじみ出るというレベルではなく、あからさま感が否めない。
報道内部でわいわい騒いでいるだけならいいんだけどね。世間一般に出て来るな、迷惑をかけるなということなのよ、要は。
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