家電を捨てるには区の清掃へ連絡してシール貼って決められた日に出す。ディスプレイはメーカーに問い合わせて、ダンボールを用意して梱包して送る。廃棄が面倒だから新しくモノを買う気持ちが薄れていくの、経済にとってマイナスだと思うのだけど。と梱包しながら思った。
— karzusp (@karzusp) 2019年2月19日
地球環境に厳しいからだとかもったいない精神だからとか、色々な理由でリサイクルの手法が進んでいる。当然、その対象となる物品を処分するのには以前と比べて手間もかかるしお金もかかる。それは必要な負担だから仕方が無いじゃないか、と言われればそれまでなんだけど、違和感を覚えるのは事実だし、指摘されている通りその分野の商品の購入性向の足かせになっているのは否定しない。この類のデータってのは調査統計ではとりようがないので、心境的にどうなんだろうという一般性を考慮した上での推測をするしかないのだろうけど。
パソコンのディスプレイの場合、ブラウン管だったりするとモノスゴイ面倒。自治体や一廃品処理般業者では引き取ってくれないので、処理対応の費用があらかじめひかれているシールが貼ってあるものならメーカーに問い合わせ、自分で梱包をして配送手続きをする。そのシールすら無いものも結構あるので、専用の業者に問い合わせて色々と手続きをして送るしかない。当方の場合、ブラウン管のディスプレイは結局例の半公的回収機関のキャンペーンを使ってパソコンと一緒に無料で引き取ってもらったけど、段ボール箱の確保なども合わせ無茶苦茶苦労した。
昔みたいに雑に何でもかんでもゴミ捨て場に捨てていいって時代では無い。色々と物事の道理が分かってきて、やってはだめだろうってのは理解できる。でもその一方で、その面倒くささが新規購入の足を引っ張っているのは事実だし、回収関連が分からない人にはさらに足かせの類は大きなものとなっているのだろうな、という気がする。
リサイクル関連のルールがもっと極端化して、警察機構みたいなものが公安みたいに見回りをして片っ端から罰していくという、天国だか地獄だか分からないような世界の漫画、先日の掃除の際に連載第一回目が掲載されている雑誌を見つけたのを思い出す。あまりにも読むのが辛くて、その号で買うのを止めてしまったけど、あの作品って続きはどうなっていたのだろうかと、今件でちょっと思ったりもする。
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