医者が足らん足らんって、勤務医に一般労働者並の勤務時間と休日を与えたら解消するわい。医者のせいにするな。
— Calci (@Calcijp) 2019年2月17日
バーンアウトする人や、バーンアウトする前に撤退する人が増える原因ですからねえ>超長時間勤務で休日なし
— KGN (@KGN_works) 2019年2月18日
労働力を確保する気が本気であるのかという話。
きっかけの話は医者の数が不足するだろうという試算のニュース。特に地域の医師過疎化が懸念される云々ということで、医師が自分の意志(シャレ)に関係なく地方に飛ばされるようになるのではという懸念すらあったりする。
この類の「足りない足りない」ってのは、その足りない状況を正確に見極めて、その原因を解消すればいいまでの話なのに、小手先でどうにかしようとするから状況は悪化するし、ひずみも大きなものとなってしまう。精神力だけで物事が解決するのなら、今頃世界はドイツと日本で二分されて某映画みたいな状況になっている(実のところ精神力もどうだろうかってのはあるのだけど)。
この類の話の構造は大体一致していて
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月18日
「従事側の環境を整備、リソースを必要な分だけ投入」で解決する
↓
投入するリソースが無いから無理
↓
必要な対価を支払うように対価報酬の引き上げを規定すれば
↓
払えない人はどうする、可哀想だろう、社会貢献は義務だ、それこそ無償で奉仕しろ
「社会貢献は義務だ」は当人だけで無く、むしろ「支援」をする人達のご意見が声高に振り回される。インフラや環境整備など社会を支える人達の人権が無視されているのが実情。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月18日
社会貢献のためには、まさに滅私奉公しろといっているのですよね。
— いろセカ (@irosecondlife1) 2019年2月18日
この辺りの精神構造も面白い。 https://t.co/wKhUj1Belk
「社会保障従事者は滅私奉公しろ」とでも言わんばかりなのですよね。そこにいるのは単なる人でしかないのに。https://t.co/TpX6LuNQqn
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月18日
社畜を生んだ構図を、またなぞろうとしています。
— いろセカ (@irosecondlife1) 2019年2月18日
立場は対極にありそうなのですが、精神構造は同じ。
とても困ります。
ブラック企業も真っ青な状況を是認どころか推奨し、その大義名分として社会貢献、困っている人がいるからという社会正義を振り回す。振り回した先にいるのも人間なのに、それがなぜか許されると思っているし、報じる側もその辺は意図的に無視をする。
足りないのなら、足りるような状況になるように、環境を整備する。それぐらいの話は容易に理解は出来るはずなのだけどね。医療などのインフラを支えているのもまた人なのだから。その人を増やしたければ、たくさんの人が集まるように、良い環境を作るのが一番分かりやすいはずなのだけど。
まぁ、アレだ。よく聞くスットコ企業の小話のように、そういう方法はまず除外して物事を考えているってのが実態なのだろうな。まず正解を除外してこねくり回すから、いびつな回答しか出てこなくなるわけだ。
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