スマホゲームってプレイヤーの時間を半端なく奪う上に終わりが無いから並行プレイも3本くらいが限度で、コンシューマみたいに「積む」「終わったから次のゲームに切り替える」が無く飽きるのを待つしかないので新規参入って茨の道すぎるよなあ・・・
— ざらぶ (@zarabu01) 2019年2月19日
家庭用ゲーム機が広がり始めたころの話として、映像出力装置としてテレビを使う事から、ゲームで遊んでいる間はテレビ番組を見ることが出来なくなるので、テレビ番組と家庭用ゲーム機は相性が悪い、テレビ局側は家庭用ゲーム機を目の敵にするという指摘があった。実際その様な動きとしか考えられないような挙動も多々あったし、今でもそれは否定できない部分もある。
それと似たような形で、リソースの奪い合いが起きているのが、指摘されているスマホゲーム界隈。スマホのゲームアプリって多分に利用者を拘束するもので、しかも色々と操作を求められるから、複数のタイトルを同時に遊ぶってのが実に難しい。短時間ですぐに終わらせられるオセロとか将棋とかいうのなら話は別だけど。
パソコンや家庭用ゲーム機のゲームなら、いわゆる積んでおいたり、自分の好きな時にまとめてプレイするっていうのができる(スタンドアローン系なら)。それができないので、特定のアプリにとらわれるとそれへの注力を余儀なくされて、他のアプリの並行利用が難しくなる......どころか、お試し的なチェックプレイすらしなくなる。面白い漫画を読み始めたらどんどん読み進めてしまい、その間は他の漫画を読むのすらはばかられるというところ。これでは市場として一極集中化、寡占化が進む構造となってしまうのも仕方が無い。
この構造、実はパソコンのオンラインゲームでも生じていたりする。もっともその時は、各ゲームが拘束する人数はそれほど多く無く、それと比べれば市場は大きかったから、さほど問題にはならなかったのだけど。また、従来型携帯電話の公式提供ゲームとかでも似たような現象は生じている。ただそれらと比べても、今のスマホアプリのゲームってのは難しい環境にあるのかもしれないなあ、というのが実感ではある。
例えるなら牛丼チェーン店を新たに始めてみる、って感じかな。あるいは携帯電話事業でもいい。最近の話だと、ユーチューバーとかバーチャルユーチューバーが近い感じ。ただ、それらの場合は参入ハードルは低いし、発想次第ではまたまだ色々とイケてる感じのものは創れそうな気はするけどね。
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