特殊詐欺 3割は「周囲の声かけ」でも防げず 警察庁調査で判明 | 2019/2/21(木) - Yahoo!ニュース https://t.co/ZrYb81wTVK @YahooNewsTopics
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月21日
親族、特に子供や孫のふりをして危機を訴え、お金を奪い取られてしまうオレオレ詐欺。東京都内では「母さん助けて詐欺」だとか何とかいう名前に切り替えられたけど、E電と同じ運命っぽい。まぁ、それはともかくとして。
今回の調査は実際に被害を受けた人だけではなく、職員に声をかけられて騙されるところだったけど何とか未遂に終わった人、家族が止めた人、自分で気が付いた人も調査対象として、被害者との違いの比較ができるってのが興味深い。
一次資料は警察庁の本日付け資料 オレオレ詐欺被害者等調査の概要について(広報資料)(調査票) https://t.co/ZwNJglnvST 実際の被害者、事業者や家族が阻止したり自分で見破った人、いずれもオレオレ詐欺の実情そのものは認識している。つまり「知っているけど騙された」ケースが多い。 pic.twitter.com/qgIJOfVmOs
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月21日
犯人グループからの初回接触方法のほとんどは固定電話。よし、固定電話を廃止しよう(待て) pic.twitter.com/lod9vlpZBn
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月21日
実際に騙されたり他の人に制止された人は約7割が通話し始めて詐称の内容を聞く前に騙されてしまっている。声が似ていたからとか話の内容がもつともだと思ったからなど。耳が遠くなっているのが要因かな、と。 pic.twitter.com/LHXngJ9thi
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月21日
興味深い、そして不思議に思っていたのは、オレオレ詐欺で詐称する対象が殆ど息子である件。娘はほとんど無し。男性の方が問題を起こしやすいと思われている...というよりは犯行グループが男性で構成されているからなのでしょう。「うちには娘しかいませんが」が阻止の鍵になるかな。 pic.twitter.com/wszbYHUgKC
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月21日
実際の被害者のうち27.7%は金融機関の職員や家族などに声をかけられてもひっかかってしまっている。事業者阻止パターンで「窓口からの手続き」が圧倒的に多いのは、その時点で事業者が不審に思ってストップをかけるからでしょう。一方で窓口経由でも被害者の約半数がひっかかっている。 pic.twitter.com/kUg7RFOZpb
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月21日
一次資料をたどって色々と概要を確認したのだけど、いろんな気づきがあるっていうか、なるほど納得させられるところがある。おっとりしていたり、素早い考えが苦手な人は騙されやすいのだろうなあと思いもするし、男性の親族を騙るのは、犯行グループが男性ばかりで、女性のふりをするのが難しいからってのがあるのだろう。なぜ犯行グループが男性ばかりになるのかってのは不思議ではあるのだけどね。
個人的には被害者・被害者予備軍の人達の聴力検査をしてほしいな、と思ったりする。耳が良ければ自分の子供や孫か否かの判断も付きやすいと思うのだよね。
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