パクツイと「バズったツイートには自分の宣伝をのせる」の悪用と

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枝豆をちくわに挟んでゴマを使ってアヒルみたいな造形を作るという食品アート的なネタ写真。当時すげーなーと思っていたのだけど、これのパクツイがバズっていたのでたどってみたら、新たな現象が確認できたので覚書。

すでに昨年夏ぐらいからやらかしているようだけど、パクツイばかりをツイートしているアカウントの目的はいくつかに分類でき、そのうちの一つが「注目集めて集客して広告や自サイト、自分の動画へのリーチに使う」というもの。炎上商法と方向性は同じものだな。

で、この方法論の一つして、パクツイでリツイートなどのアクセスを得たら、すかさずそのツイートのリプライに自分のサイトの紹介を、さもサイトとは無関係の人であるかのように装って書き連ね、集客に用いようとするもの。

「バズったツイートには自分の宣伝をのせる」という作法的なものは少し前から汎用化されるようになった。評価されるものを挙げたからそれぐらいはいいよね、的なものもあったのだろう。けれどそれを悪用して、パクツイをしてバズったら広告や自サイトへの誘導ツイートをリプライするという、新しい手法が構築され、展開されている。

まあ、集客力の高い広告素材を無料で手に入れることができ、最低限の手間で集客ができるのだから、楽といえば楽である。店先に有名人のサインを勝手にコピーして貼り付けて目立つようにしたり、同人誌の表紙に無断で有名な絵師のイラストを複写して使うようなもの。

パクツイをリプライするとすぐにブロックしてくるという指摘も見受けられるので、全自動な形ではなく、アクティブな状態にあり、意図的に行っているのだろう。こまめに報告していくしかないのだろうなあ、この類の話は。

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このページは、不破雷蔵が2019年2月25日 07:21に書いた記事です。

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