単行本化しないつもりで始めた連載が単行本になった経緯となぜ新刊はAmazonで予約をするべきなのかの漫画です pic.twitter.com/i6nZLiW05J
— 藤井おでこ@幼女社長4/26単行本発売! (@fuxxxxxroxxka) 2019年2月25日
幼女社長 単行本 - 2019/4/26 https://t.co/e0JT2M5rho 書影がまだ不完全だけどアマゾンで確認した pic.twitter.com/2y3x7XDWZq
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月26日
ほぼ同日に「電子書籍のデータが軽視されて紙媒体の、特に本屋経由での注文動向が重視されるのは、出版社とかの体制が整っておらず、電子書籍の販売動向がつかみにくいから」という時代遅れ的な暴露話が出てきたけど、それはさておくとして。
ツイッター上で掲載され書籍化の予定がまったく無かった作品が、色々あって書籍化されるということになった時のお話。これ自体はよくあるパターンなのだけど、驚いたのがタイトルにもあるように「アマゾンの予約数は単行本の売上にとってとても重要」という文言。
大抵は「アマゾンなどのネット通販で予約されても作品の継続や評価にはあまり影響がない」「初速が大事だけどネット通販は掌握できないので本屋で紙媒体版を注文して」という話で、読者の選択の自由を奪うお願いってどうなんだろうというもやもや感もあったのだけど、今回はそんないつもの話とはまったく別ベクトル。コブラの顔をして「こいつは驚いた」としたくなる。
まぁ、作品のスタイルとか書籍化される際のプロセスも影響しているのだろうけど、アマゾンなどでのネット通販の予約動向が作品の継続にダイレクトに影響するってのは、大いに評価したい。もちろんこの場合、本屋での予約もカウントされており、アマゾンでの動向が軽視されるわけでは無いよ、ということを意味しているのだろうけど。
ともあれこの類の話は注目に値するし、評価もしたいところではある。どこで予約注文しようが、読者の自由だからねえ。それはカウントされるしあれはカウントされないでは理不尽ではある。本来なら紙媒体だけじゃなく、電子版もまた、同様にカウントされるべきなんだろうけど。
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