大規模災害時は「公衆電話」の利用を――NTT東日本が認知向上へ新たな取り組み - INTERNET Watch https://t.co/xuRvsegN9M 「「公衆電話を使ったことがない」小学生では77%」
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年3月8日
なお、これらのアンケートは、2018年11月にインターネットを用いて全国の小学生の子どもを持つ親400人と、北海道胆振東部地震の被災者400人を対象に行われた。
調査対象母集団数がちょいと少ないのでぶれが生じている可能性は否定できないのだけど、現状の公衆電話の数や、利用実情を思い返すに、実情とはさほど大きな違いはないだろうなあ、という気がする。第一、日常で公衆電話を使う機会ってないよね。それこそ緊急時に限った話となるし、その緊急時において電話をする必要が生じる場面に遭遇するかどうかも......ってああ、まずは公衆電話の概念とか存在そのものを知らないと、何かあった時に「公衆電話を使って連絡する」という発想自身ができないのか。使える、使えない以前の問題で。
実際に公衆電話を使ったことがある世代ならともかく、従来型携帯電話やスマホでの電話利用が当たり前の世代にとって、公衆電話はおろか固定電話ですら、触れたことが無いって人もいるぐらいかもしれない。それこそ緊急性のある時に使うって観点では、消火器を使ったことがありますか、ぐらいの話。
と、なると今回の記事にあるように、公衆電話が緊急時における連絡手段として公的に設置が義務付けられているのと合わせ、利用しなきゃならない時に利用できるようにするってのは大切な話に違いない。ゲーム感覚で電話を操作できる、使い方を学べるコンテンツの創生ってのは方向性としては間違っていない。それこそ、消火器とか駅の改札の使い方と合わせ、学校の授業などで疑似体験するとか、VRで学習するという話も必要になってくるのではないかな、と。
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