音楽とCDとストリーミングと

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タレントのお薬不祥事でかかわる音楽の配信が止まって聴けなくなっちゃった云々って話がちらほら入ってくる。似たような話は書籍でもことある度に見聞きするもので、コンテンツを楽しむ側にとっては理不尽な感が否めない。

確かに権利を持つ側が提供しようがしまいが自由ではあるのだけど、ある日突然自分の手元にあったコンテンツが歯抜きになっていたらどうするの、ってところ。本棚に飾ってあった単行本がふと目をやったら何巻か無くなっていたという感じではある。そういう観点では、確かに手元に物理的なモノを残しておける、紙媒体の本とかCDってのは安心できるし、デジタル系でもデータそのものが手元に落とせるってのは安心を覚える。


これって結局のところ、指摘にもある通り、デジタルだから云々ってのでは無く、購入スタイルによるものだったりする。要は図書館で本を借りるのと本屋で本を買うものとの違い。図書館が閉鎖されたらそこにあった本は借りられない。本屋で買った実本は本屋が閉店しても手元に残る。サブスクリプションは利用権利の購入に過ぎず。

ただ、コンテンツによっては手元に残せる形で購入する選択肢が用意されていないってのもあったりするんだよね。その場合、無くなるかもしれないスタイルで楽しむしかないという、何だか幻をつかまされているような感じで、もやりとするところがあるのも否定はしなかったりする。

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このページは、不破雷蔵が2019年3月16日 07:46に書いた記事です。

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