電撃G'sコミックが休刊...では無くてウェブにシフト

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年度末だから区切りがよいということでこの類の話はちらほらと出てはいるのだけど、結構メジャーどころの電撃G'sコミックが休刊ってのは結構驚いたお話ではある。もっとも、電撃G'sコミックだけでなく電撃系はおしなべて印刷証明付き部数を公開してはいないので、現状がどうとか最近はどうだったとかいう分析はできないのだけど。まあ、作者にしてみればドキドキものではある。おちゃらけて描かれているけど、もしもお仕事のラインが無くなったらってことを考えれば、絶望感を覚えたのは間違いない。ちゃんと続くよ、ってことでハッピーエンドだったけど。


で、確認のために公式リリースを。色々と驚いたのだけど、異様なまでの言い回しの巧みさ。月刊紙での定期刊行を休止ってのは分かるのだけど、電撃G'sコミックをウェブ上で展開させるという話に読めたけどそうではなく、電撃G'sコミックに掲載されていた連載陣を現在でも配信しているニコ静・コミックウォーカーに(より積極的に)展開していくというお話......ってそれ、単なる休刊と同義じゃん。「WEB媒体に特化した展開」ってのは言い得て妙ではあり、苦しい説明ではあるなあ、と。ああ、もしかしたら「電撃G'sコミック」ってブランド名だけは残してコミックウォーカーなどに掲載を続けていくのかもしれない。

しかし紙媒体の展開は厳しいとはいえ、色々と世知辛いお話ではある。ウェブ掲載の場合、紙媒体同様の原稿料は出るのだろうかとか、単行本化のハードルはどうなるのかなとか、色々と気になるところではある。

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このページは、不破雷蔵が2019年3月30日 07:00に書いた記事です。

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