お仕事のご報告、今月で紙媒体の電撃GSコミックが休刊となり連載中の『魔法使いの印刷所』は来月からコミックウォーカー、ニコニコ静画で引き続き連載することになりました。今後も楽しんでもらえるよう頑張りますので応援よろしくおねがいします。単行本3巻は夏に発売予定です! pic.twitter.com/Ak2mLLBeur
— も (@kireina_mochi) 2019年3月29日
年度末だから区切りがよいということでこの類の話はちらほらと出てはいるのだけど、結構メジャーどころの電撃G'sコミックが休刊ってのは結構驚いたお話ではある。もっとも、電撃G'sコミックだけでなく電撃系はおしなべて印刷証明付き部数を公開してはいないので、現状がどうとか最近はどうだったとかいう分析はできないのだけど。まあ、作者にしてみればドキドキものではある。おちゃらけて描かれているけど、もしもお仕事のラインが無くなったらってことを考えれば、絶望感を覚えたのは間違いない。ちゃんと続くよ、ってことでハッピーエンドだったけど。
電撃G'sコミック 刊行形態変更のお知らせ https://t.co/NQhn4GcJzo 「WEB媒体に特化した展開を行う事にいたしました」確認した。 pic.twitter.com/9Fdvi6jcXh
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年3月29日
で、確認のために公式リリースを。色々と驚いたのだけど、異様なまでの言い回しの巧みさ。月刊紙での定期刊行を休止ってのは分かるのだけど、電撃G'sコミックをウェブ上で展開させるという話に読めたけどそうではなく、電撃G'sコミックに掲載されていた連載陣を現在でも配信しているニコ静・コミックウォーカーに(より積極的に)展開していくというお話......ってそれ、単なる休刊と同義じゃん。「WEB媒体に特化した展開」ってのは言い得て妙ではあり、苦しい説明ではあるなあ、と。ああ、もしかしたら「電撃G'sコミック」ってブランド名だけは残してコミックウォーカーなどに掲載を続けていくのかもしれない。
しかし紙媒体の展開は厳しいとはいえ、色々と世知辛いお話ではある。ウェブ掲載の場合、紙媒体同様の原稿料は出るのだろうかとか、単行本化のハードルはどうなるのかなとか、色々と気になるところではある。
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