吉野家の牛丼のサイズが多様化

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吉野家が28年ぶりに牛丼の大きさを変えた新メニューを加え、7日午前4時から販売を始める。従来より大きめの「超特盛」と小さめの「小盛」が加わり、これまでの「並盛」「アタマの大盛」「大盛」「特盛」の4種から6種に増える。牛丼の新メニュー追加は1991年の特盛の登場以来。「もっとボリュームのあるものを」「もう少し小さいものを」という客の声にこたえたという。

ここ1、2年ほど業績が低迷している吉野家。色々とサプライズニュースはあるのだけど、一歩引いて見ると迷走感の強さが否めない。一貫性に欠けているというか、思い付きでやってるようなというか、甘言しているスットココンサルでもいるのか、的な。

その吉野家が今回打ち出したのは、メインメニューの牛丼のサイズ細分化。すき家でも似たようなことはやってるけど、元々すき家が他のメニューへの分散率が高いので負荷は少なめなのに、メインの牛丼の比率が高い吉野家で同じことをやったら、スタッフの負荷はいかほどのものになるのか。

第一今の吉野家で語られているのは、牛丼の好みのサイズ云々じゃなく、味とか量のばらつきといった、もっと根本的、メニューの徹底やスタッフのスキルの部分なのに。まぁ、この辺りは明確な数字化が難しいから、気が付きにくいのかもしれないけど。


同時に展開を始める朝メニュー関連は悪いわけじゃないというかむしろ嬉しいものではあるのだけどね。内情精査をしてみたい気はする。

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このページは、不破雷蔵が2019年3月 5日 07:05に書いた記事です。

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