現代音楽のコンサートに行っても、或る種の小劇場演劇に行っても、或る種の映画上映に行っても、客の大半は僕と同世代か更に年上ということが非常に増えている気がする。これヤバいんじゃないかなあ。芸術文化の中の何が、というよりも、芸術文化それ自体に若者が来なくなってる。
— 佐々木敦 (@sasakiatsushi) 2019年3月3日
こういう反応が来るのは予想してたけど、僕も以前は経済的なコンディションの違いだと思ってたけど、やっぱり違うと思うの。だって我々だって若い頃お金全然なかったですよ。財布に余裕があったからじゃなくて、ビンボーなのに無理矢理色々見たり聴いたり読んだりしてたんだよ。 pic.twitter.com/hwznVGmQEZ
— 佐々木敦 (@sasakiatsushi) 2019年3月3日
いや、主原因はたぶん本当に金がないからだよ?w
— なすもく(徳用) (@nasumoku) 2019年3月4日
年寄りにはわからないだろうけど無理したってなお捻り出せないし何より今ここで無理をしたとして後で帳尻合わせられる見込みがないんだよね。今年の自分より来年の自分の方が金持ってると思えないと借金もできなし
— なすもく(徳用) (@nasumoku) 2019年3月4日
今の若いものは症候群の一つとして、今の若年層はお金を使わない、けど俺らが若い時もお金は無かったけれどもばかすかお金を使ったぞというドヤりってのがある。大学授業料のように「それは錯覚です」的な実情でしたってのもあるけど、もっと大きな理由としては、将来性というか今後の見通しが大きく違うのだろうなあ、と。
昔は未来は輝かしい、もっともっと成長しているし生活も良くなるだろう、色々な技術が進歩して楽になるはずだ、そんな雰囲気で満ちあふれている。いや、統計の類は無いけど(というか取り様が無い)、昨今ではそのような雰囲気を堪能した世代が、低成長だ脱成長だ節約だ日本はもうだめだ未来への投資をするぐらいなら俺に食わせろもっと寄越せ的なことを当たり前のように繰り返している。若年層からしてみれば、俺たちの将来など知ったこっちゃないのかという愚痴が脳内でエグザイル状態。
そういう状況を作っておいて、何で若者は金を使わないのかとか、ばかげている。相手の首を絞めておきながら、なぜ呼吸をしないのかとしかりつけるようなものだ。子供を虐待する親と同じ論理。
やはり原因のひとつとしては「金と時間がないから」でしょうね。
— KGN (@KGN_works) 2019年3月4日
50代以上が若い頃漠然と持ってた「来年も何とかなるさ」という感覚をもてないくらい、切羽詰ってる。
あとはもちろん「少ない金と時間を突っ込みたいと思うほどの面白さがそこにない」でしょうがw
時代が変わり周辺環境、状況が変わり、それでも同じようなことを強要する、同じような設定だと判断してしまうってのは、間違いを生み出す原因になるわけだな。
まぁもっとも、もう一つ指摘されている通り、価値観そのものが変わっていて&対象物の品質が変化して、今の若年層には評価されないようなものとなってしまったという部分もあるのだろうけど。
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