乳児がいて動けなかった時期はずっと生協の宅配サービスを使っていて、もちろん便利だったけども決して食費が安くはなくて、それはなぜか?と考えた時に気づいたんだよね、今までの自分がどれだけ見切りシールの品ばかり買っていたかってことに...。(ちなみに今は退会してまた見切り品ばかり買っている)
— ちちかわえみぞう (@emi_haha) 2019年3月6日
見切り品を買う、安い店をハシゴするという節約法って、心身が健康で、時間があり、行動を妨げる要因(育児とか介護とか自分の通院とか)がないことが必要なんですよね。つまり皮肉な話だけど生活に余裕がないとできない。困窮状態の人、生活保護の人が、一見浪費しているように見える理由もそこにある。 https://t.co/7PHDFkBJWU
— さいき まこ@陽のあたる家 (@SaikiMako) 2019年3月6日
これはあの店が安い、あれはあちらの店の方が安い、という形で商品によって最適解的な購入場所があり、それらの場所を渡り歩いて買い物をすることで、安上がりに済ませられる......というお買い物をしている人は多いはずだけど、これってよく考えてみると、体力や気力が無いと無理だったりする。
例えば雨が降っていたら自転車は使えないし自動車も難儀するから、歩きで行ける範囲に留めてまとめて購入するしかないな、とか一か所でまとめて買った方が面倒がないのでデパートで色々とあわせ買いしちゃおうか、ということになる。それと同じ状況が、時間がない人とか体力に自信がない人とか、気力が出てこない人には生じえる。
まぁ、純粋にそこまで気が回らないとか、面倒くさいとか、さらには安く購入することに価値を見出せないという価値観の違いからくる場合もあるけどね。
あと節約買いには判断力が必須。でも多忙や過労、困窮は判断力を失わせる。例えば、高熱に浮かされた状態で買い物したら...と想像してみるといい。
— さいき まこ@陽のあたる家 (@SaikiMako) 2019年3月6日
それと生活保護の人の生活費がかさむ大きな理由に、健康状態がよくないことがあります(割高の食材しか摂取できないなど、医療上の制限があったりする)。
言いえて妙。
— さいき まこ@陽のあたる家 (@SaikiMako) 2019年3月7日
見切り品での生活も確かに「貧困」なんだけど、そういう節約行動ができるのは「余裕」があるからだと気づかない人は、「自分は必死で節約してるのに! 浪費してるアイツらは努力が足りないし『本当の貧困』じゃない!」という貧困バッシングを始めちゃう。https://t.co/aKp3RmvLod
ホントそうだよな~自炊って心と時間とあと少しだけお金に余裕ないとできない。安上がりで手軽に済ますなら、惣菜をスーパーで買ってきて家でごはんだけ炊いて食べるのが一番。 >RT
— おまみ@模型の花道 (@mokehana_omami) 2019年3月7日
体力や気力があっても、判断力が低下していると、お値打ちものを購入する気力は出てこなくなる。面倒くさいって発想には、単純な面倒くさがり屋の他に、気力が何らかの原因で減退しているからって場合もある。
それと健康状態云々は生活保護に限った話じゃない。食事療養している人もそうだったりする。一番分かりやすいのはアレルギー体質の人。アレルゲンを気にしなきゃならないので、安売り云々など言ってられない。
去年だかおととし、話題にのぼった高齢者の食費問題も似たような理由によるもの。行動範囲が狭まるし、判断力も鈍りがちなので、あちこち回って安いものを調達するのが難しくなる。一か所でまとめ買いできるのならそれに越したことはない。
まぁ、ネット通販はそれらの問題をある程度解決してくれるのだけど、体力はともかく気力が落ち込むと検索そのものが難儀してしまうし、高齢者には難しい話だし、何より生鮮食品はネットでは購入が難しいからねえ。
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