「基本的に犯罪が減少傾向にある」というのは、河合幹雄先生のような警察大学校の教官をされてた方も示していた通り。「アニメやゲームなどのメディアのせいで凶悪犯罪が増えている」等と誤解されがちだが、恐らく「メディア等で凶悪犯罪が起きやすいという雰囲気が拡散している」の方が正しい。 https://t.co/gYnslayNgH
— 未識魚 /中川譲@3/21~キャラクターで描く千住展2019 (@mishiki) 2019年3月7日
これ、「事件件数が減る→マスコミが事件減った分を各事件詳細に報道する→詳細に報道するために凶悪に見える→今までなら知らなかった詳細を知った視聴者が"凶悪事件が増えた"と勘違いする」の悪循環だと思うのよ。TVとかも環境のためにいっそ放送時間を短縮してはどうかね。 https://t.co/E93xYDZZVd
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2019年3月7日
似たような話は数年前に青少年の凶悪犯罪が云々、でもデータを見るとかんぬんということで記事にしたし本家サイトでもその辺りはまとめた記憶もあるのだけど。結局のところ実数値ではなく印象論としてそんな感じがするー、的な話が出ているのは、メディアによる偏向的な情報伝達が主要因ではないかなというもの。だいたいそんな気がする。
数が減ったので珍しくなったし、技術も進んでいるので詳細に反復して伝えるようになると、凶悪化したように、たくさん生じているように思えてしまう。伝える側も黙っていてもネタが転がり込んでくるのだから、楽っていえば楽。しかも似たような犯罪ならば過去のテンプレを使えるからさらに楽。安上がりで注目を集めるコンテンツを作れるし、しかも社会正義を充足するという自己満足もかなえられる。
うん、報道にとってはパーフェクト。でも受け手となる社会全体にとっては毒。遅効性の猛毒。ドーピングのようなもの。
ニュースバラエティやお昼のワイドショーのニュースコーナーを無くして、昔のように番組の間の数分ぐらいだけってのがいいのかもしれない。長時間のニュースはNHKぐらいで、それも30分程度。
まぁ、これは以前言及したけど、例のニュースステーションがニュースバラエティなるカテゴリを創生して、それで大成功しちゃったものだから、今やそれが当たり前になっているってのが大きな問題ではあるのだけど。ニュースじゃないしバラエティでもないから、どちらの規制も受けないよー、というイソップのコウモリ状態。
テレビ番組年表MAP-1958年から2011年のTV番組(月曜日)の変遷が俯瞰できる https://t.co/omEXhUxPNB とりあえず参考資料 pic.twitter.com/GC7zTJVrhA
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年3月7日
NHKタイムマシーン https://t.co/47eaJHLXl7 NHKオンリーですが。 pic.twitter.com/eMtubYT68i
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年3月7日
ちなみに昔のテレビ番組ってどうだったのかってのは、結構それなりに資料を見つけることはできる。本格的にやるのなら、過去の新聞の圧縮版からテレビ番組表を精査すればいいんだけどね。
コメントする