たまに見かける「月500円なら自鯖運営できる」に関しては、バージョンアップとかメンテナンスの手間賃と勉強・調査する時間も含めて比較して欲しいところ。レンタルサーバー代だけが原価じゃないですよ。
— どどんとふ公式鯖とねこ卓公式鯖と氷丼公式鯖中の人 (@DoDontoF_Srv) 2019年2月28日
なお、どどんとふ公式鯖は上記手間賃×人件費含めるとえげつない赤字。
それな。「月五百円以上掛かるの?!なら自前サーバ建てるわ」って言うヤツ程自分で立てたこと無かったり、バージョンアップ放置だったりするんよね。メンテナンスこそ手間暇お金が掛かることを無視してるんよね。 https://t.co/PnktjdnuMF
— たいたい竹流 (@torgtaitai) 2019年2月28日
最近ではブログサービスも随分と整理統合されて残ったものは機能も充実しているし、意思疎通・表現をしたいのならソーシャルメディアとか動画共有サイトだよね的な動きが主流となっているので、なんかインターネット上でやりたい時にレンタルサーバーを借りるという選択肢を取る人そのものが少なくなっている気がするけど。それでもサーバーを管理運用する需要は山ほどあり、その際の選択肢としてレンタルサーバーを使うのではなく、自宅などにサーバーを設置して独自運用するってのがある。
確かに単純計算すれば、レンタルサーバーを借りるよりは安上がりで済むかもしれない。けれど、停電対策とか内部の運用ソフトのバージョンアップとか、セキュリティ対策とか色々と面倒なことを全部自分が背負うことになる。
この話って結局のところ、定期的に話題となる「原価厨」と同じなんだよね。単純原材料だけで高い安いを判断してしまう。レンタルサーバーなら自前のサーバーと比べて高いけど、その高さは色々な面倒を背負ってくれるための経費に他ならない。
まぁ、この辺りは全部趣味でやってるから問題ないってのなら話は別だけどね。さらにレンタルサーバーですら面倒事が多すぎて嫌だというのなら、ブログサービスやらソーシャルメディアやら動画でやればよいまでの話。
結局はハイヤーを使うか、旅行代理店のパックツアーを楽しむか、自分で全部計画を立てて旅行をするか、その違いみたいなものなんだな、と。
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