以前は戦時中の問題の責任を今の新聞記者たちに問うのは無限責任じゃないかと思っていたけど、昨今の大新聞のタガの外れっぷりを見せつけられると、戦時の反省を総括してないから同じことを繰り返すんだろうと考えを改めた。
— 黒猫亭(CV:大塚明夫) (@chronekotei) 2019年3月8日
タガの外れ具合はそれこそ詳細に綿密に追い続けていれば週刊誌が作れてしまうぐらいの実情ではあるのだけど、その辺りを見るに、昔の問題点ややらかしを総括していないからこんな状態なのではないかなという指摘。がん細胞的な要素を切り取って潰しておかないから、どんどん受け継がれて拡大してしまうというもの。
それじゃ今と比べて昔はまだまとも、というかマシだったのかというと、そうでもないような気がする。もちろん昔のあれこれは記録に残っていないので比較のしようはないのだけど。
つまり、昔から今に至るまでさほど実情は変わらず、可視化されるようになったまでの話かな、と。情報の時系列的な精査検証や、中の人の吐露のチェックが容易にできるようになったことで、タガの外れ度合いが確認できるようになった。昔は鵜呑みにしていたけど、よく見たら違うじゃん、的な。近所の駄菓子屋で出していた高級生ラーメンを昔は喜んで食べていたけど、今再検証してみたらベビースターラーメンだったじゃん、というところ。
昔は天動説を信じている人が多かったわけだけど、というより地動説を信じている人はほとんどいなかった。、けど、事実としては昔も今も地球は太陽の周りを回っている。それと同じだね。「それでも新聞はタガが外れている」と昔の人の中にも、主張していた人がいたかもしれないなあ、と。
反省だけなら猿でも出来る。反省すらできないのなら、猿にも劣る。
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