「来訪する就活生のレベルが低いと感じたら、御社自身のレベルも同様に低いのである」

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あなたは、次の就活生の質問をどう評価するだろうか。


質問(1)「御社の年間休日は何日ですか?」
質問(2)「TOEICは何点取っていれば大丈夫ですか?」
質問(3)「もし面接で、御社とライバル企業の違いを聞かれたら、私は何と答えるべきですか?」

これは就活解禁日、3月1日の大型合同企業説明会(幕張メッセ)で、就活生が人気企業A社へ質問した実例だ。


まぁ、元々掲載されているのが文春だし、書き手がこの方面の「コンサルタント」だし、話半分というか創作系読み物と見てもよいのかなという気がするけど。

最後まで読んでみたけど、レベルとか意識とか、就活を何だと考えているのかという感は強い。というか、人事がこのレベルなら、学生側はアプローチをしないのが正解なのかもしれない。労働市場の需給状態がどのような変化を遂げているのか、その認識がまだ無いようにしか思えない、つまり周辺環境の実情を精査する能力に欠けているから。

要はタイトルでも挙げたように、「来訪する就活生のレベルが低いと感じたら、御社自身のレベルも同様に低いのである」という次第。


細かく分析するとこういう話もある。色々と多方面からの話ではあるけど、結論としては同じで「レベルが低い就活生しか来ていないように感じているのなら、あんた自身のレベルも下がってるんだよ」ということ。結果と原因の認識が上手くできないと、いつまでたっても問題は解決しないよという観点では「人手不足なのに賃金が上がらない」と同じお話ではある。

というか最近この類の、釣りなのかマジ話なのか、よく分からないような話が増えて来たなあ。

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このページは、不破雷蔵が2019年3月11日 06:52に書いた記事です。

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