就活解禁でも「レベルの高い学生が全然いない」 ある大手企業人事部のため息(文春オンライン) - Yahoo!ニュース https://t.co/vJWE0LqDfO @YahooNewsTopics 書き手の釣りなのか、企業の釣りなのか、回答企業の認識がスットコなのか。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年3月10日
質問(1)「御社の年間休日は何日ですか?」
質問(2)「TOEICは何点取っていれば大丈夫ですか?」
質問(3)「もし面接で、御社とライバル企業の違いを聞かれたら、私は何と答えるべきですか?」
これは就活解禁日、3月1日の大型合同企業説明会(幕張メッセ)で、就活生が人気企業A社へ質問した実例だ。
まぁ、元々掲載されているのが文春だし、書き手がこの方面の「コンサルタント」だし、話半分というか創作系読み物と見てもよいのかなという気がするけど。
最後まで読んでみたけど、レベルとか意識とか、就活を何だと考えているのかという感は強い。というか、人事がこのレベルなら、学生側はアプローチをしないのが正解なのかもしれない。労働市場の需給状態がどのような変化を遂げているのか、その認識がまだ無いようにしか思えない、つまり周辺環境の実情を精査する能力に欠けているから。
要はタイトルでも挙げたように、「来訪する就活生のレベルが低いと感じたら、御社自身のレベルも同様に低いのである」という次第。
①「もう内定出てる」はあるけど、国内大手はまだ先行採用段階なのでこれから。
— ろくせいらせん (@dddrill) 2019年3月10日
②「早くから動く」と「ギリギリまで動かない」で学生が二極化してる。後者は研究が忙しい等もあるので意識の高さだけ。
③大学へのリクルートが主戦場なので今の時期外部イベントに足は運ばない。
多分こんな感じ。
今時の学生は研究やバイトで忙しいので、いちいち外の合説とかにはあんまり足を運ばない。決め打ちしてインターンに行くか、学校に来るリクルーターの人の話を聞くか。情報収集のメインはWebに移ってる。
— ろくせいらせん (@dddrill) 2019年3月10日
業界やレベルによっては、専門型の採用フローやかなり早期からの青田買いが横行している。
理系だと、もう文系畑の人事の人の話は会社概要くらいしか参考にならない、みたいな認識が割とみられる。技術者、研究者目線で話ができる人の話でないと参考になりづらい。なので、大学へのリクルートやOB訪問とかが重宝されている感じ。就職したあと「何をするのか」の見えやすさも大事。
— ろくせいらせん (@dddrill) 2019年3月10日
少なくとも、何十社もエントリーしてES書いて、みたいな時代はとっくに終わってる。なので、むしろ前段階の「企業研究」にリソースを割くようになっている感。必然、「エントリーを考えてる」こと前提の合説とかに行く優先度は下がる。
— ろくせいらせん (@dddrill) 2019年3月10日
細かく分析するとこういう話もある。色々と多方面からの話ではあるけど、結論としては同じで「レベルが低い就活生しか来ていないように感じているのなら、あんた自身のレベルも下がってるんだよ」ということ。結果と原因の認識が上手くできないと、いつまでたっても問題は解決しないよという観点では「人手不足なのに賃金が上がらない」と同じお話ではある。
というか最近この類の、釣りなのかマジ話なのか、よく分からないような話が増えて来たなあ。
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