「親の金で義務教育以上の学校行かせてもらって高度教育受けられた人間は既に世界レベルで見たら特権階級」という反応がついてるのを見かけたが、博士課程まで出てポスドクまでやってしまうと日本の企業社会では東大出ようが何しようがキャリア的には「ゼロ」を通り越して「マイナス」なんだよなぁ https://t.co/NyIcm0Af9x
— TJO (@TJO_datasci) 2019年3月24日
「新卒博士ならまだしもポスドクとなると採用した前例がないので採用できない」「いかな東大卒でどれほどスキルがあったとしても企業勤務経験が皆無の30代半ばの人間なんて採れない」とは、34歳でポスドクを辞めて企業就活した時に実際に投げつけられた不採用理由
— TJO (@TJO_datasci) 2019年3月24日
なお書くとキャリア採用ページなどを通じて直接応募してみた日系大企業数社は全くもって梨のつぶて、応募を受け取ったとかそういう反応すら皆無、アカリクさんを経由して問い合わせてみたら「そもそも中途採用自体行なっていない、新卒以外は採用していない」という日系大企業ばっかりだった
— TJO (@TJO_datasci) 2019年3月24日
現在本家サイトで逐次掲載中の労働力調査をはじめ、複数の調査結果で、単純な大学卒よりも大学院などのより上の学歴を収めた人の方が、就職率が低くなるという傾向が出ている。これって単純に本人の好みの思考が強くなるからなのかな、という感想を抱いていたのだけど、一概にそうとは言い切れないという話を。
無論これがすべてではないけど、大学院に入ってさらなる学習をする、研究を積み重ねると、企業への就職の観点ではマイナスとなってしまうってのは、もんやりというレベルでの想像では持っていたけど、今件の指摘ではっきりした。まぁ、この類の統計調査データがあればパーフェクトなんだけどね。性質的には当事者も企業も調査しにくいか。
無論世の中はゼロイチではないけど、統計的結果として大学院生の方が就職率が低いという実歴は出ている。やはり企業側としては、企業に隷属しやすい人材の方が好まれるのだろうなあ、と。大学院まで出て研究すると、企業好みの人材として育成するのには学問上でとがりすぎてしまうし、年齢上の問題も出てくる、と。
ああ、そうか。先日の就職氷河期世代の雇用を嫌うってのも、根差すところは同じか。ペットを飼うのなら幼いうちから育てて手なづけたいってのと同レベルなのかもしれない。
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