2018年は前年比162人減少で統計の残る1948年以来,最小の人数だよ!世帯当たり自家用車数は1970年代の4倍になっているのに事故死者数は40年代の4分の1。1件1件の事故は悲しいけれど,そこに引きずられると対応を間違うよ! https://t.co/kBI1mck74s
— 弁護士 野田隼人 (@nodahayato) 2019年4月24日
先の交通死亡事故に合わせて「交通事故は増加中だ」的な話が出ているようで。まぁ、これも以前から何度か言及しているけど、事故が増えているとか事件が増加しているとか不良少年は一杯だとかいう話は多分に、自分が見聞きする機会が増えたってことだったりする。情報取得媒体は増え、接する機会も増え、伝える側も細かく反復して伝えているし、単なる報道としてではなくエンタメ感覚で伝えるようになっている。自分のアンテナに引っかかったものだけで全体像を把握したつもりになると、そういう錯覚に陥ってしまう。
戦後の交通事故・負傷者・死者数をグラフ化してみる(最新) https://t.co/VvpGiW5mei pic.twitter.com/vSAxf5seSI
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年4月24日
で、さらに「警察庁発表の交通死亡事故者数は事故発生から24時間以内限定だけど、その後で亡くなった人はどれぐらいか、無理にでも生かせて数を減らしているのでは」という陰謀論がまたぞろ出てきたので、毎年更新している例のデータを。これも紆余曲折を経ながら作った力作の一つだったりする。
自動車数の増加や交通戦争の激化などで上下をしているけど、大体前世紀末前後から右肩下がりで下がっている。単純な24時間以内死亡者だけでなく、30日以内死亡者、さらには1年以内死亡者でも、だね。陰謀論よ、さようなら、的な。
そもそもこういうのはよい数字が出たら素直に喜び、努力をしている関係方面に賛美をすべきお話なのだけどね。
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