年金開始、70歳超も選択可=5年ぶり見直しへ提言案-財政審(時事通信) - Yahoo!ニュース https://t.co/TqR55iubpz @YahooNewsTopics
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年4月23日
一次資料は 財政制度分科会(平成31年4月23日開催)資料一覧 https://t.co/GDNrKPP6Bb の配布資料。 pic.twitter.com/L9FtZcWD68
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年4月23日
要は現状では年金支給開始の年齢は70歳が上限で、それ以上先延ばししても月あたりの受給額は増えないという制度なので、それを改めましょうか、というもの。そしてその理由として、平均寿命・平均健康寿命は延びているし、就労年齢も伸びているからというお話。要は現状に合わせて制度を柔軟化し、規制を緩和しようというもの。
コメント部分でじきに強制化云々とかいうのもあるけど、年金制度ってのは基本的に「どの年齢を選択しても、受給期間を平均余命までとした場合に、将来受け取る年⾦給付の総額は変わらないように、減額・増額率が設定」されているのが原則だからね。
年金支給停止の高所得者の話はこれ。月47万超(賃金+年金)で停止だが、受給者全体の1.4%。何か言い回しだと「働いてもらいたいから月の手取りが増えても年金停止にはならないようにしようか」的な話が出てる。これを行えば給付者全体の給付水準が下がるとすでに言及されているのに。 pic.twitter.com/NLuR6SgNgT
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年4月23日
それよりも気になったのはこれ。高所得な高齢者の年金支給停止について、止めてもいいんじゃないかな、という話が出ている。そういやそういう話がちらりとあったかなというのを思い出したけど、具体的な資料を見たらなにこれヒドイ。要は現状では年金+賃金の月額が47万円を超えると年金支給が止まる。年金はあくまでも足りない分における生活の金銭的サポートを受ける権利があるって話で、自前で生活できるのならいらないよね、というまでの話。
で、今件は賃金が増えると年金がもらえなくなるって仕組みだと、働かなくなっちゃうかもしれないじゃん? じゃあその仕組み止めた方がよくない? ということ。ちょっと待て、それどうよ。そういう考えが出来るぐらいなら、高所得層の方が負担が軽くなる消費税そのものも要らないってことでええの? ってことになるのだけど。
一応現状では「今の仕組みを配すると年金受給者全体に不利益が生じるから工夫が必要」とは書いてあるけどねえ。
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