常連は安定売上に貢献するけど店の経営にはマイナスとなることも

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これはケースバイケースで状況次第で違ってくるし、多様なパラメータが影響するのだけど、よくあるパターンでもあるってことで覚書。常連客はどのようなビジネスでも非常にありがたいお話。表現を変えれば固定ファンとか信者とかいうものでもいいかな(悪意はない)。その人達を対象としていれば、一定の売上は期待できるので、いわば安定収入が確保できることになる。有料メルマガとかサブスクリプション的な?

他方、利用者が他の利用者を容易に確認できる実店舗とか、コミュニケーションのハードルが低いネットサービスにおいて、常連を優遇したり、その常連が肩幅利かせて新参の人を糾弾するような状況となると、そして新しい人達にまともなサポートをしない、怠るようになると、閉じたビジネスとなってしまい、その場で成長は止まってしまう。

コミュニケーション性の強いネットゲームとか、マニアなジャンルについて話し合う掲示板とかでも似たようなケースは多々ある。当方もネット関連ではその類のパターンを何度となく見てきたし、実店舗でも苦い思いをさせられたこともある。コンビニですらもね。


結局のところ常連が出来るのは世の常なので、その一人一人の姿勢とか、ヤンチャをしてしまった時の管理側(お店側)の対応次第だとは思うのだよね。常連客がカウンセラー的なポジションを勝手認証して、他のお客にそのようにふるまって迷惑をかけるようなら、パージをするのもまた、管理側の責務ではないかな、という感はある。

...最近はやりの、定年退職を迎えた人が新設している、こじゃれた喫茶店とか軽食店って、その辺がどうも怪しい気はするのだけどね。いつ目を向けても同じような人がたむろしてて、入りづらいってのがあるんだよなあ、と。結局は自分がコントロールできる、ちょっと高い位置に居ることが出来る、自分の知り合いで構成される寄り合い所を作れればいいって思っているのなら、それはそれで構わないのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2019年4月 6日 08:01に書いた記事です。

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