某党の選挙カーが現政権に鉄槌をとか、野党共闘で突破とか、機関紙の購入で真実をとか、我々を躍進させよとか、物騒なことを大音量で流しながら通り過ぎていくのを見て、軍艦マーチを流したらどうかしらと思ってしまう系当職。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年4月12日
当方の自宅や作業場でも近々選挙が行われるということで、選挙活動の活性化の気配があちこちで感じられる。ポストを埋めるDMの類は増えてくるし、仕事の安寧さを脅かす小うるさい選挙カーの雄たけびを耳にせざるを得ない機会も増えてくる。
中でも耳障りなのが、引用した某党の選挙カー。対象となる候補とか語り手は違うんだけど、語っている内容とか方向性とか口調が大体同じなんだよね。党内でのマニュアルというか規範的なものがあるのかもしれないけど。
耳を澄まして内容を確認すると、まぁ、あれだ。その前に自らが成したことの総括(特定政派における暴力的な意味合いでは無く)が必要なんじゃないか、という気がするのはともかくとして。やたらと物騒な言い回しが続けられているよな、という気がする。別の政党の関係者が口にしたら、それだけで報道が大騒ぎするんじゃないか、これぞ非対称性の立証になるよね、とか。ね。
確かにあのようなフレーズの連呼の方が勢いはあるし、注目も集められるだろう。しかしそれは多分に暴力的なものであることの裏返しではあるし、何となく的な印象第一の攻め方ならともかく、ちょっと立ち止まって耳を傾け内容を精査すれば、なんとコワイ話なんだろうかという認識をしてしまうことだろう。まぁ、そこまで考えるような人を相手にはしていないよ、ということなのだろうけどね。
コメントする