「他人の話だけど」は自分の話の枕詞、ということもある

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例文が随分とアレでナニな性癖の持ち主だよな、というのはさておくとして。この類の話では時折、第三者から聞いたり第三者のために自分は聞いているのだよという強調をした、決して自分自身の事ではないと主張している話の場合、実はその問い手自身の問題であることがあったりする。

本当は自分の話なんだけど、恥ずかしかったり立場上の問題でそれを主張できないから、あくまでも他人のことという前提で尋ねているというもの。まぁ、漫画などだと恋バナでよくあるパターンだな。例とはまったく逆のお話ではあるけど。ちなみに例文の事例なら、さっさと病院に行け、が正解なのだろう。考えたくもないけど、内壁が傷つく前に適切な対応を取るべし。レゴが可哀想だ(違うそうじゃない)。


女性の愚痴でそういうのが出て来るかどうかは分からないけど、いわゆる小学生の下校集団でとか電車のサラリーマンとかマックの女子高生のような、自分の作り話を代弁させる方法論とスタイルは似ている。マックの女子高生の語りにだって、作り話では無く、自分自身の話を代弁させているってのもあるかもしれない。

しかし英語にも「asking for a friend」って形で他人に代弁させる方法論というか表記方法があるんだなあ、とちょいと感心してしまうのだな。

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このページは、不破雷蔵が2019年4月14日 06:48に書いた記事です。

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