ついに実家の固定電話を解約したらしい。父が死に、母も携帯を持つようになり、ここ数年は特に、固定電話にかかってくる電話の殆どが、詐欺らしきものか何かのしつこい勧誘、セールスばかりになって、ストレスの種でしかなくなっていたから。家の電話が凶器になりかねない、嫌な世の中になりましたね。
— 神立尚紀 (@koudachinaoki) 2019年4月14日
確かに...ウチも固定電話はほぼ勧誘の電話なので基本留守電でまず出ません。もう固定電話の時代は終わったのですね...
— さやぶ怪鳥の島写真展7月末まで開催ちう! (@sayabu__) 2019年4月14日
携帯電話の普及が進み、電話の接続先が法人企業で無い限りは世帯では無く持ち主本人の個人となるのが当たり前となりつつある昨今。固定電話の存在意義が、少なくとも一般向けとしては縮小を続けているってのは間違いない。それに拍車をかけるのが、今回指摘されているような営業やらいたずら電話やら詐欺勧誘のお話の増加。
固定電話を使っている人の割合として高齢者が増えて来たとか、固定電話をまだ一般世帯で使っているのは高齢者とか電話経由での話術に騙されやすいとかいう傾向があるのだろう。あるいは携帯電話と違ってすぐには切られにくいという傾向とか、波状攻撃やら絨毯爆撃がしやすいってのもあるのかもしれない。当方も先週末、自宅にいる限りでも2件ほどその類のがあったし、平日は自宅に戻ると留守番電話のランプが点灯していて中身を確認しても、ほぼ100%営業や詐欺電話。
オレオレ詐欺でびくびくしている人も多いであろう高齢者世帯には、まさに「固定電話が凶器」という表現は、あながち間違いでは無かったりする。もう少し厳格にその類の行為を取り締まれるようにならないものかとは思うのだけど。スパムメールと同じで、仕方が無いものなのかな。
本当に固定電話、万が一の災害時にしか役に立たなくなった。 その時に使えるメリットと、普段かかって来る保険の勧誘や証券会社のセールス電話、訳の分からない光回線を売りつけようとする通信会社からの迷惑電話を受けるデメリットを天秤にかけたら普通は解約してしまうだろう >RT
— 内海 (@u23mjag) 2019年4月14日
固定電話には相応のメリットがある。その最大のものは指摘されている通り、災害時のもの。ただ、その時の効用と普段の被害やストレスを照らし合わせて、どちらが得なのかを考えると...デメリットは増えるばかりとなれば、天秤の傾きが変わってしまうのは仕方が無い。その万一の時のことを考えると、ゆゆしき事態ではあるのだけどね。
新聞に軽減税率云々いってるのなら、固定電話に適用する、あるいはさらに補助金でも出すぐらいの姿勢を示していかないと、今後さらに利用率は落ちると思うのだけどな。
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