成績優秀な個人オーナーのコンビニのすぐそばに直営店が乱立する話

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コンビニの個人オーナーに関する訴訟がニュースに出ていたのが原因なのか、個人オーナー店関連の話がちらほら出てきて、油田採掘の話に似ているなあ、というところからの思い付きというか妄想的なもの。実際の内部ロジックとかは明らかにされようが無いのだけどね。

原油採掘の場合、油田の大元の部分は地下だから、よく採れる採掘所のそばにライバル会社が似たような採掘所を作って、などというネタ話はしばしば登場する。実際には念入りな地価調査の上で掘っていくのだから、そんなことはないのだけどね。まぁ、その類の話は地下水などではよくある。工場でまとめて地下水を使っていたら、近所の住宅での水の出が悪くなったとかさ。

それと同じで「個人オーナー店が好成績を上げると周囲に直営店が乱立する」ってのは、「個人オーナー店が好成績を上げる」「その地域が商圏的にメリットのある場所だという確証度の高いデータが手に入る」「儲けが出やすい商圏に直営店を出すべしというロジックが自動的に働き、候補地としてラインアップされる」という事ではないかな、と。つまり個人オーナー店は商圏の利用価値を精査する偵察隊的なものも兼ねている、と。結果として美味しい場所には直営店がもりもり立つ。

まぁ、確かに、あまり儲からない場所にある個人オーナー店の周辺に、直営店が立って商売が上がったりになったという話は聞かない。


他方、こういう話もある。けどそれはそれで、個人オーナーのなり手の特性が変わって&コンビニの運営そのものが複雑化して(あるいは仕組み的に変わって)、複数店舗の運営が個人では難しい状態になったのかもな、という気もする。いずれにせよ、実情は各コンビニの中の人でないと分からないのだけど。

ドミナント商法云々ってのもあるけど、結局それで1店舗当たりの売上がかえって増えるってのはあまり考えにくいからねえ。

追記:この辺りを追加


どうも問題は世間一般に言われているのと少々ずれがあるようだ。

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このページは、不破雷蔵が2019年4月16日 07:16に書いた記事です。

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