アカウント名に何らかの付帯情報がある場合、持ち主にはその情報を明確に広めたい意図があります。そのアカウントのツイートをリツイートすると、その情報まで広めてしまうことに留意が必要です。ネタフレーズ、サークル名や新刊情報ならノープロですが、政治的願望や嫌がらせ的なものは以下略
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年2月25日
コミケなどの同人誌即売会が近づいたらそのサークル名を連ねるとか、連載が始まる時にはその作品名を加えるとか、ツイッターのアカウント名には単に名前やハンドルだけでなく、一言メッセージ的なものを添えるという手法がある。名は体を表すじゃないけど、名前で即席のアピールをしようっていう寸法。
で、見方を変えると、そのような意図的な名前がついたアカウントのツイートをリツイートすると、その意図に従って情報の公知拡散にも手を貸したことになってしまう。内容がよいから、面白そうだからとの思惑だけでリツイートしてしまうと、えらいことに加担したという経験値が自身に刻まれてしまう。
これはアカウント名だけでなくプロフィールでも然り......というかプロフィールに書かれていることは多分にアカウントの本質を表している。ケースバイケースとか是々非々という言葉もあるけど、それも対象者次第。普段からアレな人が、たまたまそのひと区切り分だけよさげな話をしていたとしても、それが一連の話の流れで読みなおすと別の意味を持っていたり、発言者の立ち位置を確認すると正反対の内容だったり、さらには本来の当人の意思を多くの人に伝えるための釣り的なものである可能性もある。あなたはオオカミ少年がたまたま良い話をしていたとして、その話を信じて他人に伝えようとしますか、そのオオカミ少年の語りは(他のものも)よいものだという宣伝をしてしまうことになるかもしれないのに。
まぁ、実際のところ、いちいちプロフィールとかアカウント名をチェックするのは面倒くさいってのも事実。けどそれをしておかないと、痛い目にあうのだよ、ということは知っておいた方がいい。
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