本名を出せ、と凄む奴なんかはもう20世紀の遺物として、黙ってアーカイブの中で寝ててほしいもんです。
— KGN (@KGN_works) 2019年4月21日
それ20世紀にさんざん対応した話だよ...何世代遅れだよという話。https://t.co/hBN5Iy05sv
実名でものを言え、と主張する人はインターネット初期にもいたんですよ。「インターネットはもともと学術用なんだから、本名が基本だ!」と、趣味の界隈でも押し付けて回る奴がいたわけ。
— KGN (@KGN_works) 2019年4月21日
そいつらの狙いは「相手の性別をはっきりさせて、女の子に嫌がらせする」もけっこうありましたね。
で、そういう時代から眺め続けてきて、法律上の名前で活動しなくても構わない場所で本名を出せと騒ぎったてる奴ってのは、「自分が相手の素性を知ることで、自分がやりたい放題する」目的でしかないと判断していいケースがほとんどだと考えます。
— KGN (@KGN_works) 2019年4月21日
相手に危害を加える目的も含みます。
「実名じゃないと信用していいかどうかわからん」
— KGN (@KGN_works) 2019年4月21日
→お前に人を見る目がないだけだろ
「実名じゃないとどこのどいつか分からん」
→知らなくていいと相手に判断された情報は開示されない。
「どこの誰が言ったかわからないことを信用できるか!!」
→信用しない自由を行使したまえ
ですからねえ。
昔、政治の話題で意見が対立した際に、相手が実名を出さない相手は信用ならんとのたまったので、「じゃあ住所氏名職業はおろか家族構成や年収まで公開している安倍総理を貴方は信用されるということでいいのですか?」と聞いたらまともな返事がなかったことが
— つるや@なろうにて小説連載中 (@tyurukichi_AA) 2019年4月21日
ソーシャルメディアの普及で一部界隈による「実名を出さないものは卑怯者、意見を述べる権利は無い」的な話は定期的に話題に上る。実名原理主義とか、実名選民主義とでも呼ぶべきか。
で、実のところ指摘されている通り、実名を出さねばお前はゴミくず的なお話は、パソコン通信時代から存在していたとの話。まさに何世代遅れだよ(ネットワーク界隈の進歩はすさまじく、数年で世代区分が出来てしまうほど)的な。
まさにに前世紀の遺物的な概念ではあるのだけど、それこそ社会的に地位のあると認識される肩書を持つ有識者とか法曹関係者までもドヤ顔で主張することがあるからたちが悪い。
そして実名至上主義の人が他人にもそれを求めて、仮に開示したところで何をするのかというと、大体パターンは同じだったりする。銀行口座の口座番号と暗証番号を教えるようなものだな、まるで。オレオレ詐欺か、とか思ってしまう。
これ、小菅先生が言うのはとても重いのよ。小菅先生は大学の先生という立場上実名アカウントなわけだけど、そのせいで家にまで不埒な連中がやってきて愛猫を殺されたのよ。 pic.twitter.com/IwZttj3Y0a
— 織部ラル (@toripan3) 2019年4月20日
実名とか実住所を公知される事で生じるリスクはいつでも体現化しうる。スマホの普及と震災以降に顕著になってきた感はあるけど、あるいは以前から一定率で存在していて、それが容易に認識されるようになったまでの話かもしれない。特に震災以降の反社界隈による挙動は、その人達自身による成果的な形でアピール動画とか報告とかで世間一般にも知られるようになったし、ね。
当人が個人情報を開示するのは構わない。自身の判断によるものならば、それは自己責任とか、メリット・デメリットを天秤にかけた上でのものだから。けれどそれを他人に強要したり、その強要に従わない人に脅しをかけたり、公知したくない人の情報を勝手に暴露するってのは、他人への暴力行為とどれほどの違いがあるのかという気がする。自分は裸がユニフォームだからあなたも裸になれ、と他人の服を剥がすような行為とどれほどの違いがあるのだろうか。
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