今の報道って多分に、色の流行の業界と同じ構図なんですよね。自分達が「これは流行りだ」「これが世間で注目を集める」というテーマ、論調を設定し、それが流行っていると自ら騒ぎ続け、それを世間に浸透させてしまう。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年4月22日
ファッションなどでの色の業界って、来年はこういう色が流行るということで決定って形で決めて、その指針に従って有力なブランドとかが動いて、結局それがトレンドになるという話を聞いたことがある。要は勢力の多分を握るところが内輪で世の中の流れを決め、利用者の趣向を誘導するというもの。
今の報道って多分にそれと同じ仕組みになっていないかな、という感を覚えた次第。情報の発信元を握っているから、マスの根元をコントロールできるから、そこから流れる情報の方向性や傾向をそれなりに操作することができる。同じバケツから食材を取り出すにしても、自分の好きな食材だけをえりすぐって取り出し、それで料理を作ってしまう。嫌いなもの、気に入らないものは手に取ってもバケツに戻してしまう。あるいはそもそも手を付けない。モリカケでの「自分達が重要じゃないと思ったから報じなかった」という話が象徴的だよね。
流行語大賞がまさにこれ https://t.co/2dror5SfMG
— BUSTERNOISE (@BUSTER_NOISE) 2019年4月22日
報道てかファッションやね https://t.co/1rHwInQZuj
— よぼ@ヱデルワィッス (@yobo_41) 2019年4月23日
流行語大賞って指摘はまさにズバリその通りで、都合のよいように「これが流行っていた」というものを形どってしまっている。5年や10年も経てば、あれが史実であるかのように語られてしまう。歴史を鋳造するって雰囲気。
ファッションってのは言い得て妙で、報道ってそもそも何なのだろうな、ということになる。色々とおかしな時代である...というか、恐らくは元々そういう構図で、それが分かるようになってきたということなんだろう。
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