とあるメカデザインのお仕事で昨日四、五会回目くらいのリトライがかかりましたけど、ぶっちゃけ一点七桁台の対価を頂いていると、何のストレスも感じないし、モチベーションが萎えるという事もない。
— 中北晃二 (@bing_chang) 2019年4月24日
つまりはそういう事なんだ。
全部じゃないけど、無料とか安い仕事の方がコンビニ感覚であやふやなリテイクをされる事結構あって、単価のお高い仕事は先方も大金つっこむだけあって真剣に考えてくれて修正指示も理解、納得できる物が多いのは確かよね。
— ざらぶ (@zarabu01) 2019年4月24日
何となくそう思ったので仕様追加とか、もうちょっとこんな感じにならないかな、的な思い付きの変更とか、これまでの行程が全部チャラになったとも表現できるようなやり直しの指定。けれど、元々投入されているリソースがけた違いのものだから、それらの作業に正当な評価・対価をしたとしても十分以上にお釣りがきまくるようなものであれば、ストレスも無いしモチベも落ちない。現金ではあるけど、得てしてそんなもの。それらのリテイクも合わせての料金だと納得ができるし、労力をかけても別にかまわないという自負すらある。
理不尽なリテイクとか無茶な仕様の変更とか、要はそれに見合った以上の対価が提供されていないからストレスがたまるし文句も出るわけで。「王様の仕立て屋」の織部氏による特急料金ってのが好例だな、と。
で、さらに事実として多分に、指摘されている通り、むしろ対価が低い仕事の方が、無茶ぶりをしてくることがある。これは当方の経験則でも複数回あるので、100%その通りとは言わないけど「大体あってる」と言わざるを得ない。単価の高いお仕事ってのは仕事の内容をちゃんと把握して、その上でそろばん勘定をしている場合が多いから、無茶をすることも無い。
以前「仕事を受注する時には単価を設定し、一定単価以下のはお断りしている」という話をしたけど、それも結局のところ、お金の面だけじゃなくて様々な観点での対応の観点でも、よい仕事先を選択する方法論になっているのだろうな。カウチポテト感覚で仕事を発注してくるところは、ろくなものじゃない。
当方も以前、リテイクを山ほど受けて、挙句に担当が音信不通になってギャラがチャラになった経験がある。それも受注時に「うちはあまり高いギャラ出せませんから」とは言われたんだよね。知り合いからの紹介だったので受けざるをえなかったけど。よもやゼロ円になるとはねぇ。費やした時間とか経費考えたら事実上マイナス。
プロジェクト自身が無くなってたってのは仕方ないけど、外注した分の対価ぐらいは支払おうよ、某社さん。
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