自転車事故のリスクを減らすのにはヘルメット装着が一番イージー

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昨年までの5年間に起きた自転車事故で、死傷者全体に占める死者の割合(致死率)をヘルメット着用の有無で比べたところ、着用していないケースの方が2.4倍高かったことが25日、警察庁のまとめで分かった。

こういう話をすると必ず「そもそも自転車事故を起こさないことが大切なのでは」という、話の前提を呼んでいない、そりゃそうだけどここで語られているのはそういう話では無いでしょ的なつっこみががある(元記事のコメントでもそういうものが確認できている)けど、その類のは放置プレイということで。

実データとしてヘルメットをかぶることで自転車事故が生じてしまっても死を免れる可能性は随分と高くなる。見方を変えれば、自転車事故における大きな問題点は頭部へのダメージってことになる。地上1メートル以上の高さからふいに地面に叩きつけられるわけだからねえ。しかも多分に、勢いをつける形で。

子供の自転車乗りは多分にヘルメットをかけているようになっているし、競技用っぽい自転車を使っている人もそれっぽいカッコイイヘルメットをつけるのをよく見かける。でも一般の人への浸透はまだまだ。シートベルトとかエアバッグの装着が無理な以上、自転車における安全対策としては、安全運転はもちろんだけど、防御策としてのヘルメット装着は欠かせないのだろうなあ、とふと思ったりもする。

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このページは、不破雷蔵が2019年4月26日 07:27に書いた記事です。

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