日銭稼ぎのライター仕事では、録音の文字起こしのことを未だに「テープ起こし」って呼ぶ界隈が多いんだよなぁ。 https://t.co/h8klUWynqX
— 黒猫亭(CV:大塚明夫) (@chronekotei) 2019年4月25日
文字起こし、の方が多くなってきた感じ。
— Ryoichi ISHIDA (@kool_mint) 2019年4月25日
テープ起こしというのは記録された音声データを基にテキスト化するお仕事。昔はカセットテープという磁気媒体上に音声を録音し、それを再生する形で取材などのやり取りを確認し、テキスト化していたので、テープを文字に起こすということからテープ起こしと呼ばれていた。
けど今は(商品そのものは存在するけど)録音は大抵がデジタル媒体で行われるので、単純に文字に起こすという意味で文字起こしという表現を使う事が多い。カセットテープを使っていた時には記録媒体を名前に用いていたのに、デジタル媒体になったら文字そのものを名前に用いるようになるのも不思議な話。ICカード起こしとかスマホ起こし......っていうのはやっぱり変だな。
このテープってもの自身を知らない人も増えているので、恐らくはもうテープ起こしというフレーズも死語の類となっているのだろう。まだ手元にたくさんカセットテープレコーダーとかテープ自身があるんだけどな。
数年以内に自動化されるお仕事よね。
— Ryoichi ISHIDA (@kool_mint) 2019年4月25日
指摘されている通り音声データがデジタル化されていれば、それを基に自動テキスト化しちゃうという技術はすでにかなりよいレベルまで達している。実のところ、Siriとかスマートスピーカーなどの音声入力型のデジタル機器は押しなべて、その技術が使われているから(何しろデジタル化したデータで無いと色々な判断処理ができない)。
まぁ、先行記事の翻訳ソフトと合わせ、海外の人の語りを自動的に翻訳して字幕化ってのも......すでにYouTubeなどで実証実験中か。完全な翻訳は難しいだろうけど、それに向けて日々技術は進歩しているな、と実感させられる話ではある。
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