「10連休って長いよね」って大人の証拠かな

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ATM使おうとしても手数料がアレだし郵便局などは締まったまんまだし病院とかへのかけ付けも難しいから何かあったらどうしようとか行きつけのお食事処も閉店中だし、10連休ってのは意外に不便だな、長すぎるよな、的な認識を抱いている人も多いだろうけど。確かに指摘の通り、子供の時には7月下旬から8月いっぱいと、合わせて40連休ぐらいの連休があったはず。まぁ、登校日とか学校のプール開きの日があるから、連休という表現はやや問題がある気もするけど。

で、連休の長い短いの感覚って、自分の生活を共有する関係の深い人の多い少ないが影響しているのでは、という指摘。休みの日が日常生活からまったく断絶してしまい、社会生活の上で孤立したような状態になってしまうので、退屈さを覚えてしまう。子供の時の長期休暇は日々友達と遊べたので、そんな退屈さは感じない、とかね。

考え方の視点を変えると、仕事上の時間ってのが日常生活に食い込みすぎて、それが無いと生き甲斐的なものすら失われてしまう...というとオーバーかもしれないけど、存在意義すら疑ってしまうような雰囲気。

この辺りの感覚は就業者に強いと思う。逆に自由業・自営業はあまり感じないのではないかな。というか暦上の連休とかあんまり関係ないか。


他方この指摘は非常に的確で、就業時間における他人とのふれあい、接触に生きる糧的なものを感じてしまうと、その供給源が絶たれてしまった場合、穴が開いたクッションのようにしぼんでしまうことになる。よくある燃え尽き症候群とか、退職後に他人との接触を得るために趣味を無理やり作ってみるという話。

まぁ、普段から仕事とは別ベクトルの趣味やら特技やら、打ち込めるものを持っていればそのような心配はいらないし、仕事と関連するものであれば職を辞した後でもつながりは維持できるものなんだけどね。

他方、わびしいだけなら個人の問題だから仕方が無いといわれればそれまでなんだけど、そこから転じて他人に迷惑をかけたり、自分のつらさを他人の責にして暴れる、などというケースもあるから、頭の痛い話ではある。重役席にいた人が定年退職をした後に、普通の店などでも、かつての会社内でのようにちやほやされて敬われるような対応をされないと逆切れするとか、ね。

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このページは、不破雷蔵が2019年5月 6日 07:34に書いた記事です。

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