説明書を捨てて困ったら電話で聴けばいいとかいうのは平成に置いていきたい

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大元のネタは「世界一受けたい授業」のキャプチャで、取説は邪魔だから捨てちゃって、困ったらメーカーに電話した方がいいよと推奨しているもの。あちこちからツッコミが入っている内容だけど、諸事情でそれは使わずに。

メーカーに直接聞くと言っても、説明書を捨ててしまったらどうやってお問い合わせ番号を知るのだろうか、本体に書いてあるのかな、と思ったりもする。一方で指摘の通り、この類の説明書捨てちゃっていざという時はメーカーに投げればいいやって層は、公的資料が用意されていても読まず、いやそれを探しすらせず、何かあったらすぐに教えろと言ってくる層と多分にかぶっているなあ、と。

一休さんならどちて坊やというところか。自分の幼い子供なら、まだ調べるという手段や方法論そのものを習得していないから教えてもいいのだけど、そうで無ければ教える義務はないよ、的な。


今では多分に説明書の類もメーカーのウェブサイトにアップされていて、探せばPDFファイルなどの形で容易に取得できる。それすらせずに、しかも頼りになる説明書を捨てて、分からないから教えてとメーカーのリソースを消耗させるのは、対応の仕方としてはどうなんだろうか。そりゃ、やってもいいんじゃない、という状況と、自分でやるべきだろという状況の区切りが難しいのは承知しているけど。


携帯電話のサポートではつくづく思うのだけど、サービスの類はロハなのが当然という考えが、問題の要因なのかな、という気もする。あるいは昔のサービスのように、電話をかけた側が課金される形でサポートを受ける...ってああ、すでに一部ではそういうのがあるな。

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このページは、不破雷蔵が2019年5月 4日 07:30に書いた記事です。

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