なんか数日前からいろんな所で『映画館でスマホをイジってしまうのは、現代人の悪癖』みたいになってるけど、上映前の注意事項で『止めましょう』って言われてる行為を『仕方ない』と勝手に開き直るのは悪癖とかで済ますべきではないと思うんですけど。
— 田野中小春 (@koharu_tanonaka) 2019年5月12日
トリガーは某テレビ番組で映画観賞中もスマホを操作しないと生きていけない、だって仲間外れにされちゃうかもしれないし、自分の生命線だし、読んでいると楽しいし、という話が出たことによるもの。そのような理由があるか否かは別として、どのような場面でもスマホ操作を呼吸のようにこなしている人もいるし、映画館でも操作をしている人はたくさんいる。暗闇の中でのスマホ操作って、音はしないかもしれないけど明かりが目立つんだよね。しかも微妙に体そのものも動くので気になってしまう。
で、スマホ文化が浸透して、長いものに耐えられなくなったとか、いつも繋がりを認識していないと生きていけないからとかいう理由づけというか言いわけが多分にあるのだけど、そういう文化があるってのはいいとして。指摘されている通り、禁止されているモノを「仕方が無い」で済ませてしまうのは、ちょっというかかなり違うよねというのが、当方としても同意見だったりする。お腹が空いたから店の商品を取って食べてもいいよね、後でお金を払うから店の中で広げて食べ始めてもいいよね、そういう感じではある。
自分がスマホがないと耐えられないのと、他人に迷惑をかけても良いというのは違います。演劇は一瞬の芸術で二度とやり直しはききませんし、他人の時間を奪った罪はお金では償えません。他人に迷惑をかけないと2時間の娯楽に耐えられないという方は、申し訳ありませんが観劇を御遠慮いただきたいです。 https://t.co/yMAtnJvifo
— 春名風花 official (@harukazechan) 2019年5月11日
「正しい観劇スタイル」なんてものは無いけど、線香花火をしている時に懐中電灯で照らされたり、鈴虫の声に耳を澄ましているのに爆音を鳴らされたり、ごはんを食べている時にトイレの話をされたら嫌でしょう。それと同じように、舞台に集中している人はスマホをいじられたら悲しい気持ちになるんだよ
— 春名風花 official (@harukazechan) 2019年5月11日
そういう習慣がある、そういうことをしてしまいがちだってのと、TPOをわきまえずにやってもいいってのは別の話。映画観賞の2時間の間、スマホを操作しないことに耐えられないのなら、映画館では観ずにレンタルを待つか、テレビ放送されてから自宅で観ればよいまでの話。なぜ制限されているところにわざわざ足を運んで、その上で自分の習性を強行しようとするのだろう。よく考えるとおかしな話でしかないのだよね。
コメントする