文中にある「数日ドアが開かなかったら不動産屋に連絡がいくシステム」、火災報知器レベルで義務化して良いのでは?と思った。 https://t.co/RLn8rb68If
— 八谷和彦 (@hachiya) 2019年5月14日
不動産関係者による孤独死周りの話で、こういうロジックがあるとよいのではという提案。要は活動の気配が見られなければ住民が静止している可能性が高いから、何かが生じている可能性は否定できないので警告しようよ、というもの。
似たような発想としては日々の声掛けとか、新聞が玄関にたまっていないかとか牛乳が取られていないとかいうのがある。管理運営という観点では、集合住宅の共用部分が乱雑になっていたり貼り物がはがれたままになっていないかとかね(管理側がチェックをしていないと雑になるので、そういう場所は目が届いていないから不法侵入しやすい)。
発想としては悪くないのだけど、問題もある。
管理会社に警報がいくとして、それを運用するのには確実にリソースが必要になる。警備会社が一括して、該当する管理会社に連絡がいくようにすれば手間は最小限になるけどコストがかかる。第一これはセコムとかと同じ発想。
それに、単純に「数日ドアが開かなかったら」というフラグにすると、旅行や入院などのような時にも反応してしまいかねない。その時には自らの意志で警報をオフにするというスイッチをつければいいのだけど、それを作ると日頃からオフにされてしまいかねない。
もう一工夫があれば有効なものとなる気もするのだけどね。ただ、例えばスマホと同じで、使える人と使えない人の間にギャップは生じるし、得てして使えない人の方が今件のようなリスクの体現化がされやすいってのもあるのだよなあ。
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