ネット上の報道界隈のやらかしは無免許運転をする子供と同じ

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先日も来日中のトランプ米大統領周りの報道で色々と恥やら失態やら暴挙やら考え方の浅さやらを暴露してしまって、しかもそれを恥だとは思っていない節が多分にある、報道界隈の関係者とか有識者の方々を見て思ったこと。雰囲気的に自分達の違法行為を堂々と評価として披露する反社会活動家の所業と同じみたいだなという感想とともに、感じたのが一連のツイート。

ソーシャルメディア、特にツイッター上であのようなお痛を繰り替えし、反省やらお叱りを受ける類の話をほとんど確認できないどころか、悪かったこととの認識すら見られないのは、ソーシャルメディアというものがどのようなものであるのかを、よく分かっていない証拠なのだろうな、と。

冷凍庫の中に入ってみたり、鼻に唐辛子をぶち込んだり、割り箸をまとめてなめなめしたり、おでんの容器に指をつんつんしたり。子供が身内向けのネタとして行動して、チャットやメール、LINEの感覚で披露して炎上し、さらなぜ炎上するのかその理由が分からないような反応かなあ、と。やらかしたツイートをした人が多分に「だって思ってただけだもん」とリアクションするのも、多分にそれの現れ。

要は自室や仕事場の中での雰囲気のまま、世界に向けて公知をしてしまっている。同時に「不特定多数に知らしめたいな、有名になりたいな、アピールしたいな」という思いもあるのだけど、そこには不特定多数に知らしめることで生じるネガティブな要素はどこかに吹き飛んでしまって、必ず自分の思い通りになると考えこんでしまう。株を買ったら必ず上がる、自分が勝った馬券は絶対当たる、みたいな思い込み。


結局はインターネットを使う上でのリテラシーが足りない、勉強不足だってことなんだろうな。無免許運転をする子供みたいなもので、しかも多分に分別もあるはずの大人がやらかすので始末に負えない。朝日新聞系列のツイッターアカウントがゴルフのカートの件でやらかしたことにしても、雑誌のコラムとか風刺画ぐらいの感覚で、「上手い事書いてやったった」ぐらいの認識なのだろうね。これで新聞が売れないと嘆いているのだから、色々と考えさせられてしまうものではある。

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このページは、不破雷蔵が2019年5月28日 07:55に書いた記事です。

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