そもそも「通り魔殺人事件」自体が、ほぼランダムで発生するものなので、福祉の充実をしようがしまいが通り魔殺人事件の防止にはならん。人々が普通に街歩いてて通り魔がやって来たらどう備えるか、というパッシブセーフティ策を考える方がまだ犠牲者減らせる可能性高い。https://t.co/y0VTtE31CU pic.twitter.com/fnzSvjDUU7
— akoustam (@akoustam) 2019年5月28日
先日発生した事案に絡んで数字的なものを。元々絶対件数が少ないために、乱数的要素は大きいし、たまたま複数発生するとその年が飛び抜けて大きいように見受けられるけど、結局のところは傾向だった動きは無かったりする。熱中症の搬送人数で全国でも100人いかない時期における地域別動向みたいなものだ。
で、少なくとも日本においては数十年の単位で増加減少の動きは無いので、指摘されている通り乱数要素的なものでの事案という認識の方が正しい。要は一般の事件とか事故と同じで、報じられ方の変化や情報そのものの性質の変貌により、増えているような誤認識をしてしまう次第。
まぁ、パッシブセーフティ策に関しても、そもそも論として外出しないとかいう話になってしまいかねないので、難しいところではあるのだけど。プレートメール実装しようとかいうことになってもトラックで突っ込まれるとか対戦車銃とか持ち込まれたらアウトだからねえ。
法務省の研究部報告50 無差別殺傷事犯に関する研究 2013 https://t.co/AKTRZxt7j5 からのデータですね。第2章 殺人事件の動向 2-1-11図 通り魔殺人事件の認知件数の推移 「増減に関する明確な傾向はなく,年による変動が大きい」 pic.twitter.com/4NsSm3V7E2
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年5月28日
警察庁の犯罪情勢 https://t.co/oSI7Z1Tb8I でも通り魔~のデータは確認できるので、より広範囲での精査は可能...というより最近の報告書では絶対数が少なくなったためかトピックスが無くなってる。 pic.twitter.com/eulkNhwQfU
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年5月28日
基データの確認とか類似公的データとか。法務省のはこれが最新で、警察庁のはどうもここ数年のは件数そのものが少ないのでトピックス化から外れてしまっている。もう少し深掘りすれば最新のも出てくるのだろうけど。
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