吉野家の牛丼が缶詰として非常食になる時代

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吉野家は、非常用保存食「吉野家缶飯(かんめし)シリーズ」を、5月31日より公式通販ショップで販売開始する。全6種セットが4,860円、各種6缶セットが4,590円と4,860円(いずれも税込)。ご飯は、災害時の食料としての栄養価を考慮し、玄米「金のいぶき」を使用している。

正直なところ例の鍋定食が満塁ホームラン的な大当たりをかました後、続くものが出てこずに色々と四苦八苦をしているけど空振り三振ばかりでスランプ状態というか迷走が続いている吉野家。健康志向に走ってもいるし他業種への進行も模索しているけど、なかなか本筋的な勢いを得るものにはなっていない。吉呑みはそこそこよさげな気もするのだけどね。

その吉野家が今度は非常用の保存食へのアプローチを始めた。レトルト食品化は他の牛丼チェーン店も合わせ多数展開しているけど、非常用の保存食として缶詰で吉野家の牛丼などを提供するとは、ちょっと想像できなかった。けど、非常時には生活の質の維持が求められること、容易に食べられる内容である事を併せ考えると、牛丼ってのは確かにポイントが高い。災害時には移動用のトラック店舗が駆けつけることはよく伝えられているし。


現時点では公式の通販サイトにその姿を確認できないので、具体的なスペックなどは分からない。賞味期限が非常に気になるところ。半年とかだったらちょっと足りないかな、という気がする。最低でも1年。2年か3年あればベターなんだけど。

あとは価格だねえ。この類のはどうしても高くなってしまうものだけど、実際に保存用として購入するとなると、どれぐらいで一定量が保存可能かってことを考えざるを得なくなるから。

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このページは、不破雷蔵が2019年5月30日 06:57に書いた記事です。

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