官僚の薬物汚染の話、こういうのは基本的に「ルートがあるから買う」ので、一人見つかった時点で他にも何人もいる、と考えるべき性質のものなのですよな。どのへんまで汚染が広がっているのか、どこの誰が売っているのか。個人を罰するより大事なこと。
— ろくせいらせん (@dddrill) 2019年5月29日
先日から某所のお役所で相次ぎ見つかっている薬物汚染問題。背景などを考えると色々と複雑なものがありそうなんだけど、よく考えてみると指摘の通り、どこかで調達しないと手に入らない、本来ならば入手はできないものが使われていたのが問題である以上、それをどこから手に入れたのかってのが大きな焦点となるはず。アマゾンで売っていたとか、自動販売機で買ったとかいう話ではない。
つまり、使った本人の法的なペナはもちろんだけど、それと同じく、いやむしろそれ以上に、どこから入手したのかってのが問題視されるべき。これって定期的に話題に上る芸能人での同様の問題にもいえること。
ただ、よく考えてみると、その類の話ってのはトウシロの当方ですら容易に想像できるのだから、警察などはとうの昔にその結論に至っていて、行動に移しているはず。使用した本人がおダンマリで尻尾を掴めないこともあるだろうけど、芋づる式で誰が売っていたのか、どのようなルートなのかも相応に判明して首根っことっ捕まえられているに違いなく。
それを当方などが知らず、伝えられていないのは、その内容がニュース性としては乏しいものと報道側が判断しているからなのだろうな。要は騒げるネタとしては価値が低いので、伝えなくてもいいや、というふるいわけにかけられてしまって、一般の耳には届いていない。だから普通に生活していると、使った人ばかりが捕まって、売人やその先の調達ルートまでには手が届いていないように思えてしまう。
この辺りは先日の通り魔事案同様に、警察庁や法務省あたりのデータを基に数字の上で検証しておく必要もあるのかもしれないなあ、と。公開されていればの話だし、恐らく日本では具体的な傾向が出るほどの数が計上されているとは思えないのだけどね。そもそも数が少ないってのもニュースになっている一因なわけだし。
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