女房と相談した結果、息子にYOUTUBE禁止令を出すことにした。
— 荒井禎雄 (@oharan) 2019年4月30日
ゲーム実況なんかを好んで見ていたのだが、とにかく言葉が汚いし、嫌悪感しか感じない喋り方をするように。
大人しくずっと見ててくれるからという理由で、便利がって好き放題見せてた我々が悪い。
最近の子供が将来なりたい職業の上位にはYouTuberが入っているし、表現方法のノウハウの取得とかIT系技術の実態経験とか、ネットの怖さとかを知る上でもOJT的なものとしてYouTuberに触れるのは悪い話ではないのだけど。一方でこういう話もあるし、これはこれで一理ある。
先日も海外で(そして恐らくは日本でも)子供向けのアニメを装いながら中身は残酷なものとなっている動画を子供が観てしまうという問題が指摘されていた。今件も本筋としては似たようなもので、子供が行儀の悪い応対を真似てしまうというのが禁止の理由。
確かに年齢制限の類は特には無いし(フィルタがかかっているのもあるけどね)、子供向けと思われるものにおいても、仕草や語りが酷いもの、子供に真似をされては困るってのがよくある。ちょいと前まではテレビの見過ぎでテレビ内のタレントやアニメキャラが使う言い回しを真似するから困る云々ってのがあったけど、それと同じ...というより、発想はそれと同じでレベルはけた違い。何しろ「目立てばいい」「話題に上ればいい」ってのが規制されない状態で展開されるわけだから、容易にエスカレートするのは当然の成り行き。
確かに世間一般でもこれぐらいの言い回しは使われるだろうってレベルのものもある。けど、その言い回しは不特定多数に向けてもOKのものだろうか。そしてそれを動画の中でしっりと区分して説明しているだろうか。
さらに動画はテレビ以上に何回でも繰り返し、好きなだけ閲覧できる。反復学習してしまうわけだな。
YOUTUBE見たり、スマホでゲームしたりは別にいいけど、YOUTUBER特有の「無理やり面白い感だしてるウザキャラ」を子供が真似てしまうのは非常に厳しい。
— 荒井禎雄 (@oharan) 2019年4月30日
代わりに、息子が暇をしないように、トランプとウノとオセロを教え込んでみた。
— 荒井禎雄 (@oharan) 2019年4月30日
これまで面倒くさがってスマホ見せて放置してた時間を、親と子の血で血を洗う無慈悲なカードバトルの時間にする所存。
変に手加減せず、本気で遊んでいるからか、今のところ凄く楽しいみたい。
いやあ、本当に申し訳ないことをした。
— 荒井禎雄 (@oharan) 2019年4月30日
やはり幼児には親が向き合ってやらないとロクな事になんないなと悟った。
スマホ与えて勝手に見させておくって、お手軽で親は楽なんだけどねえ。
小さな子にウザYOUTUBERみたいな喋り癖が付くのはとても厳しい。
幼児のユーチューバー化(つかゲーム実況者化)は保育園勤務の妹も言ってたなあ
— ざらぶ (@zarabu01) 2019年5月1日
結局現状って、コンビニのR18系雑誌のコーナー区分がされておらず、シール止めも無く、自由に閲覧出来て誰も止めない状態。いや、さらにそれが学校図書館内で展開されているようなものか。
「それでもいい」という人もいるだろう。それはそれでアリだとは思う。ゼロイチ理論で割り切れるものでは無い。ただ、こういう考え方もあるし、その考え方の正当性は十分にあるのも事実ではある。判断能力、精査能力が欠けている、育っていない段階から色々と見せてしまうと、容易によろしくない方向で言葉遣いなどが生成されてしまうよね、それは望ましいことなのかな、という感はある。
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