マスコミが発信しているのは、「報道」「情報」ではなく、「ポルノ」なんだと思う。
— シネサル (@cine_sal) 2019年5月31日
事件現場を空撮したり、事件の翌日以降に現場からTV中継したり、犯人に関する事件に関係なさそうな情報も流したり等、報道的には無意味な事でも、ポルノの為の素材集めと考えると納得できる。https://t.co/9WpCu9ckBJ
この類の話をすると必ず「そうでないものもたくさんある」「そうだとは限らない」という、そんなことは聞いてないよ的なご意見がくるので、すべてがすべてではないという前置きをした上で。
先の事案でも非常に明確化しているのだけど、指摘の通りマスコミが発信しているのは多分に報道でも情報でも無くポルノ的なものなんだろうなあ、と。そういや例の実名報道周りの話でも「受け手の心に刻むため云々」といっていたので明らかだけど、ウケが取れればいいってことで。
単純なウケ狙いならそれこそ悪質系まとめサイトとかスットコなユーチューバーと同列になるのだけど、わざわざポルノという表記が使われているのを考えると、「性的な興奮を起こさせること」を目的としているという観点そのもの、あるいはそれに類して「人間の生物としての本質部分をくすぐるような視点からのもの」ってことなんだろう。ネガティブな情報が生存本能的に注目されやすいってのも一つの切り口ではある。
ポルノそのものを否定するつもりは無い。そのような方面の欲望を無くしたら、色々と問題がある。ただ、それを前面に押し立てて大騒ぎするような界隈が、社会的正義とか報道の自由がとかいう仮面をかぶり、すべての行為が正当化されるオールマイティーカードを乱造しているような状況は、色々な観点で正しいのだろうかと思うわけだ。
「感動ポルノ」という表現があるけど、今回指摘された切り口で考えると、マスコミが作っているのは「報道ポルノ」的なものなんだろうな。
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