お客様のご意見ご要望は真摯に承り、けしてその通りにしないのがプロフェッショナルです。
— 遊輔堂「何でもは知らないわ。ry 」薫風 (@kaoru6321) 2019年6月1日
お客様は素人です。プロは斜め上をいかないとダメです。
素人考えに乗っかるのは論外ですが、自分で積み上げた経験とか実績の上にあぐらをかくのも不安全行動です。基礎基本に立ち返ることを忘れてはいけないのです。どこへも行きたくないなら仕方ないです。←見捨てるな
— 遊輔堂「何でもは知らないわ。ry 」薫風 (@kaoru6321) 2019年6月1日
事件系ドラマなどでよく該当分野には全く関係のない素人の方が顔を出してちょいと出した意見が、物語を大きく揺るがす、解決のヒントとなるってパターンは結構ある。話の流れとしては面白いものではあるし、見ている人へのすっきり感も強いものとなる。視聴者を投影した対象と見てもらえているのかもしれない。
これって要は、専門家などの観点ではテンプレや既定事項による方向性がある程度決められてしまっているので、独創的な発想がし難くなるってことではある。押してばかりいるけど、実は引いたり横にスライドすればいいんじゃないか、という感じのもの。
けれど実際には、ネット上のあれこれ、特にSNSなどで見受けられるように、素人の考えたものってのは、大抵がすでに専門家が歩んで捨てたものだったりする。客側の御意見は真摯に受け止めるけど、それをそのまま採用するのは専門家のやるべきことじゃない。それこそリソースの無駄。
ただ指摘されている通り、自分が取得しているテンプレや知識に過剰な信頼を寄せて、他の可能性を片っ端からパージしていると、その他の可能性に耳を塞いでしまい、スパイラル状態に陥ってしまいかねない。このへんのバランス感覚が難しいのだけどね。
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