都の公衆浴場が値上げするというお話

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東京都はこのほど、都内の公衆浴場における大人(12歳以上)の入浴料金を現行の460円から470円に引き上げると発表した。消費税率引き上げに合わせて、10月1日に実施する。改定は、10円の引き上げを実施した2014年7月以来、約5年ぶりとなる。

当方は幸い自宅にお風呂があるので銭湯の類を使うって機会は滅多にないし、記憶の限りでは10年単位で入っていないような気がする。実際、賃貸にしても持家にしても風呂が無い住宅はむしろ少数派のはずで、公衆浴場の需要も減っているのは間違いなく。出先の浴場も随分前に閉鎖されて、取り壊しになっちゃったもんなあ。

無論、インフラという観点では全廃しろってのはよくない話だし、流行りのスーパー銭湯化しちゃうってのも手だろうし(としまえんにもあったな)、そのスーパー銭湯の利用金額と比べるとまだまだ安いよね、的な。

長期間にわたる価格の変動を追いかける本家サイトの記事は、データの公開そのものが遅れたこともあり、今年の更新はちょいと遅めになっている。その記事に銭湯の話はなかったとは思うけど、記事にもある通り周辺環境に合わせての価格変動が行われるから、特に珍しいものではないわな、と。


実のところ消費税云々とは別に割引券などの価格はすでに値上げされている。こちらは色々と理由があって、納得のできるものばかり。売上を上げないと費用の増加に対応できないのだから、仕方のない話ではある。

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このページは、不破雷蔵が2019年6月 5日 07:35に書いた記事です。

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