少年向け・男性向けのコミック誌の電子雑誌版ってどれだけ読まれているのだろうか

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先日本家サイトで更新をした、印刷証明付き部数の少年向け・男性向けコミックの記事。部数が漸減しているのは事実なんだけど、単にコミック誌の影響力が減退しているってわけじゃなくて、電子雑誌版にシフトしているからって可能性は多々考えられる。ただし以前も記事にした通り、電書に関してはプラットフォーム単位での数字の公開は難しいし、総数を把握している出版社側も印刷証明付き部数以上に公開したくないだろうし、第一新しい概念のものだから「公開せな」っていう意識もないので、結果としてはよほどのことが無い限りシークレットになってしまう。

これでは雑誌そのものの実情を把握できないのに。ああ、そうか。自社の実情さえ分かればそれでいいってことなのかな。

で、実際に少年向け・男性向けのコミック誌の電子雑誌版ってどれほどの人が買っているのかなということで、その指標的なものをひとつ投票で確認してみようかなと思い立ったのが上記ツイート。どう考えても精密性では非常に精度は低いのだけど、雰囲気的なものでも確認しておくのは悪くないな、ということで。

現状では6割が購読経験すらなし、定期購読者は1割強、あとは不定期とかものためで購入したことがある程度。


一方でこういう話もある。雑誌って多分に読み捨て的なものがあるので、それが電書では行いにくいってのは確かに不便ではある。雑誌側としてはむしろ利便性があるよねってことで提供しているのだろうし、捨てた後で「やっぱもう一度」と思ってみたけど無いとクレームが生じかねないってのもあるのだろう。

...ああ、アレだ。電書のレンタルとかどうだろう。ビジネスにならないか、それじゃ。

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このページは、不破雷蔵が2019年6月 6日 07:13に書いた記事です。

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