「効果のないものを企業に勧めると、その広告会社が仕事を失うことにつながるため、新聞の求人広告は敬遠されるようになってきた」「今まで新聞の求人広告をセールスしてくれていた会社が、ネットに力を入れたり、紹介業を始めたりと、新聞広告に力を入れなくなった」(新聞社[求人広告](営業担当))
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年6月10日
「折込件数が減少し、収入が落ちている」(新聞販売店[広告](店主))
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年6月10日
「新聞の折込広告への反響が芳しくない」(住宅販売会社(経営者))
景気ウォッチャー調査最新版のコメントから、新聞の影響力まわりの話で気になったものを抜粋。
先日発表された最新の景気ウォッチャー調査の結果。10連休が逆に足を引っ張った業界の話とか、米中貿易摩擦の激化が製造業を中心に影を落としているとか(だから独裁国家にべったりするのは問題があるというかハイリスクだっての、随分と前から警告されていたのに)色々と興味深い動きが見受けられたけど。コメントを精査している中で今回月においては、新聞広告にかかわる言及がいつもより多い気がした。
そこで新聞の広告にかかわる文言を抽出してみたのが上記のツイート。細かく探せばもう少しあるかもしれないけど。
無論全部が全部ってわけでは無いのだけど、新聞社の中の人達の話として、新聞広告の影響力が無い、効果が期待できない、周囲が敬遠し始めているという具体的な実情が語られていて、非常に興味深い。また、広告の出稿主の立場からも折込広告の効果がダメっぽいって話が出てたりする。昔と違って今ではという意味なのか、出稿した商品そのものの業界の落ち込みのせいなのか、今回の分だけでは判断が難しいけれど。
コメントする