アマゾンの最低価格を取得して残り時間1日でアマゾンの価格+α、配送料もりもりで出品、落札されたらアマゾンで購入して直接落札者に配送するという悪質マクロを組んでいる業者がいるようで、出品検索をするとノイズだらけになる件。IDちょくちょく変えるのでフィルタも効かず。 #ヤフオク
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年6月13日
当方のような存在が容易に見つけられるレベルで「暗躍」という表現が適切か否かは別として。当方がヤフオクを利用しているのは特定ジャンル、具体的にはレゴ方面だけなんだけど、ショートカットでそのジャンル一覧をチェックする際には、条件付けを変えて複数のショートカットで行っている。そのうちの一つのショートカットにおいて、毎日のように同じ商品が微妙に価格の変化を見せながら出品されているのに気が付いた。
写真はすべて公式のもの、あるいはアマゾンのもの。開始価格と即決価格にほとんど差は無く、締め切り時間はほとんどが出品してから1日以内。あまりにも繰り返されているので、出品者をたどって評価を確認したら、複数の落札者から「この業者は実際には在庫を持っておらず、アマゾンからじかに転送して送ってくる。連絡を入れようとしても別人で連絡が取れない」的な話が出てきた。これで確証が取れた。
無論すべてがすべてというわけじゃないけど、アマゾンで該当商品の価格を取得し、最安値で調達できるルートの価格を用いて、いくばくかのマージンを上乗せして出品する(配送手数料にも上乗せするケースもあるだろう)。用意されている公式画像を商品画像として掲載し、それっぽく見せる。在庫が無いから在庫リスクはないし、落札を受けたらアマゾンから購入して送り先を落札者にするだけ。
この手法ならたくさんの在庫を持っているかのように見せることができるわけだ。
ただヤフオクって確か、この類の転売業者の利用は禁じられていたはず。具体的には手元に在庫が無いとアウトってところ。にもかかわらずこの類のが容易に確認できるってのは、規制が追い付かないんだろうなあ、という気はする。場違いの出品への問い合わせをしたら半日で削除されたってこともあったので、システム側としては色々と頑張ってはいるのだろうけど。
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