文芸翻訳をやりたいという人が「Wikipediaを見れば翻訳は簡単!」ってツイートしていて、びっくりしたことあったなぁ。(・∀・;)
— たまちゃん (@tamachan283) 2019年6月20日
他人の仕事について、簡単、楽そう、俺でもできるなどと言う人は、実際にやったことがないか、働いたことすらないのだと思っています。仕事というものがどれほど辛く厳しく割に合わないか、一度でも実感したことがある人は、他人の仕事についてそう容易く「簡単」なんて言わないのではないでしょうか。
— 葛葉 (@Cuznoha) 2019年6月20日
本質的には以前紹介した、目の前での数分で終わらす作業は色々な努力や蓄積や経験の賜物であるとかいうのと同じになるのかな、と。施錠技術の人の話とか、パソコンの修理とかもよくある話。
他人には表面の部分しか見えないから、その部分だけを見て自分にも出来そうな容易なものだなと思ってしまうのは仕方がない。けれどそれについて調べずに対象となる作業や仕事を簡単だなと卑下する形で公言したり、さらには直接相手に向けて馬鹿にするのは、人として失格な感すら覚えてしまう。簡単だと言ったその仕事、やってごらん、出来ないから。出来たように見えても実際には出来ていないし、仮に出来たと思えるだけのものが出来上がっても、誰もそれを手に取ることはしないから。
あるいはそういう人は、テンプレート化された作業をする作業者として「簡単」といってるのでしょうね。難しいのはテンプレートを作ることなのに。
— ボンゴレロッソ (@evizo_) 2019年6月20日
テンプレ化とかマニュアル化する事で、難しいあれこれをある程度簡単に、低リソースで、リスクを抑えることは可能になる。けれどそのテンプレなりマニュアルを作るのは大変なもので、その効用は創った人が恩恵として受け取るってのは当然な話。
世の中に売りに出されているテンプレとかマニュアルの類は、そういうノウハウやらリソースの節約方法が散りばめられている秘密道具だったりする。だからこそ相応にお金が必要となるのだよね。無論、そういうものを装ったインチキなものも多分にあるんだけどね。
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