失敗をどう活かすか

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失敗したのではない、上手くいかないという経験を得ることができたのだ、的な偉人のセリフがあったような気がするけど、そういう話を絵にまとめたのがこれ。「FAIL」ってのは失敗って意味で、成功しそうにない人は失敗を頭の上に乗せてしまい重荷にしてしまっているので自分自身を拘束するものと認識する。成功しそうな人は失敗をむしろ糧にして、一つ一つ積み重ねていくから、自分を高みに登らせることができる。成功ができる人は自分の失敗ですら経験値として活かしていくのだ、的な。

ただこれだと成功しそうな人の階段って、すぐに崩れてしまいそう。実際には段の下の部分にも埋めて行って足場をしっかりと固定する必要がある。でもそうすると、足場部分に失敗を埋め込む時には、自分の失敗が高みに登らせるためのステップにすらならないように思えてしまう(単なる足場の強化だからステップ数は増えない)。すると、失敗しても何の意味もないのでは、という誤解が生じてしまう。

さらに段が増えてくると、ステップ数を増やすために必要となる足場部分の失敗数も増えるので、歩みが遅くなるように思えてしまうかもしれない。でも確かに、そんな感じではある。

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このページは、不破雷蔵が2019年6月24日 06:50に書いた記事です。

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