最近社内で口を酸っぱく言ってるのが「サイトのメッセージに英語を使うな」ということ。トップページに英語メッセージ置いてることあるけど、ユーザーテストすると高速で無視して日本語探してるし、テスト後に聴いても100%覚えてない。完全にスペースの無駄遣いなので「非推奨方針」に認定してます。
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) 2019年6月20日
あと、グロナビを英語にするのも百害あって一利なしなので、非推奨にしています。「グロナビが英語の方がカッコいい」は、ユーザビリティやコンテンツの閲覧可能性を下げてビジュアルの印象を優先するビジネス軽視の発想なのでやめるべし、みたいな方針を立てています。
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) 2019年6月20日
でもこういう風に頭で理解してても、自分でデザインする時「あーここ絶対に英語の方がカッコいいなー」って思っちゃうんですよね。だから英語にしたくなる気持ちは分かります。目で見てこっちの方が絶対に良い、という感覚を理性で捨てるのは、意外とストレス感じますよね。
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) 2019年6月20日
This site is Japanese language only とかAbout this siteとかいう感じで、サイトのあちこちに英語を使うってのはよくある。英語圏の人がアクセスしてくるかもしれないし、という考え方とか、英語で書いた方が何かカッコよくない? 的な印象。
ただそれって例えばよく分からない英単語の羅列のTシャツがカッコいいかどうかという話になるし、その単語を読む人がどれほどいるのかというのとさほど変わらない問題。逆に変な日本語のTシャツは時々ネタ話として話題に上るけど、見方を変えればネタ話程度にしかならないということ。
今件の指摘はつまるところ、日本語圏向けの話。それ以外の言語圏向けには専用のサイトを作った方がいいのでは、ということも示唆している感じではある。
あー......そういやレゴ社の公式サイトとか、OECDとかIMFとかの国際機関のサイトだと大抵はトップサイトは英語のみで、いろんな言語が散りばめてあるってことは滅多になく、せいぜい言語切り替えのバナーのところで対応言語の選択肢説明の部分に使ってあるぐらいだな。
「All Rights Reserved. 」とかはどうしようかなとか考えたり。いや、それは元々読んでもらうつもりがあるものではなく、おまじないみたいな感じだから別にいいのか。
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