光熱費というのはエネルギー消費のかなり多くを占めているし、立地を選べば冷暖房費も節約できそうである
— ろくせいらせん (@dddrill) 2019年6月25日
大元の記事では中国だかどこかの倉庫でロボットなどによる管理運営を徹底することで、人の出入りが不必要な仕組みを作り、それによって冷暖房費や照明用の電気代の節約を果たす事が出来たということが語られていて、それに対する解説。なるほど感を覚えさせられる。
作業を行う労働力との観点で見れば、人は生物である以上、快適な生活環境を整備しなければいけない。暗い場所では明かりは必要であるし、適切な温度や湿度、そしてもちろん空気も整える必要がある。水やトイレを整備し、休憩所も必要。食事の用意をする必要すらあるかもしれない。
一方で労働力をロボットで充足してしまえば、その辺りの生物ならではの管理コストはグンと下がる。夜中でも人の時のような照明はいらないし、温度や湿度の整備もさほど考える必要はない(取り扱う商品次第だけど)。適切なメンテとエネルギーの補充ができればそれで十分。
これって結局、宇宙開発でロボットを宇宙に送り込むのはさほど難しい話ではないけど、人間を送るのは大変だよね、という考えに行き着くことになる。
ただ、初期投資が大きなものとなるので小さなビジネス単位では難しいよね、やはり手軽に運用できる人に任せてしまうよね。その人をロボット的に扱うのは問題以外の何ものでもないのだけど。
もっとも最近では自動レジに代表されるように、ロボット化のコストが下げられるようなものはロボットに代替されていく動きがある。実のところ店舗でのクレカも似たようなものなんだけど、クレカの場合は初期投資だけでは無く運用し始めてからも手数料という名前のコストが大きな負担となるからねえ。
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